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2013年7月25日発売

遠見書房

出版社名ヨミ:トミショボウ

協働するナラティヴ

グーリシャンとアンダーソンによる論文「言語システムとしてのヒューマンシステム」
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内容紹介
ナラティヴ・セラピーの始まりは,この論文からだった!

1988年,世界の心理療法業界をリードする雑誌「ファミリー・プロセス」誌に1つの論文が掲載された。
「言語システムとしてのヒューマンシステム──臨床理論発展に向けてのいくつかの理念」。
著者は,ハーレーン・アンダーソンと,天才的臨床家ハロルド・グーリシャン。無知の姿勢,ナラティヴ,コラボレイティヴ……新しいアイデアに溢れたこの論文は,現在の心理療法に絶大なる影響を与えることになる。
この論文の全訳と,共同研究者であったアンダーソンと野村とのやりとりを踏まえ,1冊の本も残さなかったグーリシャンの,アイデアの核心を探る。
目次
第1章
助   走(野村直樹著)

第2章
言語システムとしてのヒューマンシステム──臨床理論発展に向けてのいくつかの理念(アンダーソン&グーリシャン著/野村直樹訳)

第3章
Q&A ハーレーン・アンダーソンに聞く(アンダーソン+野村 著(野村 訳)

第4章
ハリー・グーリシャンと仲間たち(野村著)
著者略歴
ハーレーン・アンダーソン(ハーレーンアンダーソン haareenandaason)
1942年生まれ。ヒューストン・ガルヴェストン・インスティテュートおよびタオス・インスティテュートを共同設立。ポストモダン・ファミリーセラピーにおけるコラボレイティヴ・アプローチで現在国際的にも活躍。 主な著書 Conversation, Language and Possibilities. New York: Basic Books 1997(野村直樹ほか訳『会話・言語・そして可能性』金剛出版,2001) Collaborative Therapy: Relationships and conversations that make a difference. New York: Routledge: 2007(編)
ハリー・グーリシャン(ハリーグーリシャン hariiguurishan)
ガルヴェストン・ファミリー・インスティテュートおよびヒューストン・ガルヴェストン・インスティテュートを設立。20世紀末から始まったポストモダン・セラピーに多大な影響を与えた。 主な著書 「クライエントこそ専門家である―セラピーにおける無知のアプローチ」(S. マクナミー&K. ガーゲン編『ナラティヴ・セラピー―社会構成主義の実践』金剛出版,1997)ほか論文多数
野村 直樹(ノムラ ナオキ nomura naoki)
名古屋市立大学大学院人間文化研究科教授。1950年生まれ。スタフォード大学大学院文化人類学専攻(Ph.D.) 主な著書・翻訳書 『みんなのベイトソン』金剛出版、2012 『ナラティヴ・時間・コミュニケーション』遠見書房、2010 『やさしいベイトソン』金剛出版、2008 アンダーソン著『会話・言語・そして可能性』2001、金剛出版(共訳) マクナミー&ガーゲン編『ナラティヴ・セラピー―社会構成主義の実践』金剛出版,1997(野口裕二との共訳)
タイトルヨミ
カナ:キョウドウスルナラティヴ
ローマ字:kyoudousurunaratiヴ

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