近刊検索 デルタ

2013年6月20日発売

羽鳥書店

出版社名ヨミ:ハトリショテン

水族館劇場のほうへ

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内容紹介
水族館劇場旗揚げ25年、“いま”そして“これから”
・座長・桃山邑による書き下し、水族館劇場精神史「野戦攻城の旗」
・表も裏も全公開、ブックパノラマ台本『NADJA 夜と骰子とドグラマグラ』
・女優・千代次が語り下す、野外劇・テント芝居40年、寄せ場興行17年の軌跡
・冬の寄せ場へ、路上芝居ユニット〈さすらい姉妹〉の『谷間の百合』台本
・“水の劇場”をいろどりささえる、棟梁・舞台監督・美術の裏方座談会 
・早稲田演劇博物館、九州大学総合研究博物館での舞台・宣伝美術展を紙上再現
・終わりなき旅へ誘う、高山宏・毛利嘉孝・津田三朗・梅山いつき特別寄稿
・200点以上の写真で解き明かす、大仕掛けを自在にあやつる芝居集団の全貌
目次
開演ベル まえがきのかわりに

星めぐりの箱
 野戦攻城の旗――水族館劇場精神史 桃山邑
 座談会 水野劇場をいろどる千里眼たち 梅山いつき×津田三朗×近藤ちはる×中原蒼二+桃山邑
 大入袋1 地底への回廊
   見ることの九州――桃山邑の幻魔術 高山宏
   『機械仕掛けの糸姫』から『NADJA 夜と骰子とドグラマグラ』――九州大学研究博物館公演顛末記 津田三朗

燃える石の凾
 ブックパノラマ台本 NADJA 夜と骰子とドグラマグラ
 座談会 水の劇場をささえる黒衣たち 杉浦康博×及部文人×淺野雅英+桃山邑
 大入袋2 終わらない旅――水族館劇場と故郷喪失者 毛利嘉孝
   神は背面に宿る――水族館劇場考 梅山いつき

故郷喪失の匣
 もっきり屋からみる景色――千代次インタビュー
 台本 谷間の百合
 なお「花」をかざして 千代次

エッセイ
  生まれる前に見た景色 桃山邑
  さまよいながら意思し続けるために 桃山邑
  青い小匣 千代次
  玉三郎の夜 矢吹有鼓
  釜ヶ崎・五十円の栄光 千代次
  遠い聲――寄せ場と芝居のトポロジー 桃山邑
  谷間の百合たちと私 岸宗生
  夢――さすらい姉妹『無知の涙』に寄せて 武田和夫
  ナマズの泪 桃山邑
 
閉演ベル 読者送り
終幕のあとで あとがきのようなもの
著者略歴
桃山 邑(モモヤマ ユウ momoyama yuu)
1958年生まれ。現代河原者にして水族館劇場座付作者。若い頃より建築職人として寄せ場を渡り歩く。1980年、曲馬舘最後の旅興行から芝居の獣道へ。驪團を経て1987年に水族館劇場として、あたらしく一座創設。へっぽこ役者三人で筑豊炭鉱街へむかう。東京に戻って劇場機構を拡大しながら、寺社境内を漂流してゆく。水族館劇場をいちど限りのメラヴィリアとして見物衆に堪能してもらうために危険な仕掛けをつぎつぎに考案、役者の反発を買いながら現在にいたる。不思議な縁でむすばれた、さまざまな世直しの一味とも連携をつづける。その試行がどこにたどりつくのか誰も知らない。
タイトルヨミ
カナ:スイゾクカンゲキジョウノホウヘ
ローマ字:suizokukangekijounohouhe

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