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定価:2,970円(2,700円+税)
判型:A5
※八木書店扱い
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内容紹介
アウトサイダー文学の決定版、破滅派よりついに発刊!!
破滅派の創設メンバーにして、福井の眠れる天才、怒りの子供部屋おじさん、のっぴきならないロスジェネ、孤高の反出生主義者……。
ほろほろ落花生の人生と文学のすべてが詰まった全集が破滅派より発刊!
詩・散文・小説・ノンフィクション・書簡・年表のほか、高橋文樹によるノンフィクション「クロニック・ペイン」「コール・ミー」も同時収録。当事者が言葉にできなかった忌まわしい男性による性被害の記憶、そして、謎の病気による就職氷河期での転落を記す。
破滅派の創設メンバーにして、福井の眠れる天才、怒りの子供部屋おじさん、のっぴきならないロスジェネ、孤高の反出生主義者……。
ほろほろ落花生の人生と文学のすべてが詰まった全集が破滅派より発刊!
詩・散文・小説・ノンフィクション・書簡・年表のほか、高橋文樹によるノンフィクション「クロニック・ペイン」「コール・ミー」も同時収録。当事者が言葉にできなかった忌まわしい男性による性被害の記憶、そして、謎の病気による就職氷河期での転落を記す。
目次
◼️巻頭詩
きれいな断面 ―5
◼️序文
ほろほろと生まれ変わる(高橋文樹) ―15
◼️東大仏文時代 1998-2003
ぱるんちょ祭り [小説] ―24
『田園交響楽』研究 [評論] ―50
◼️東京でストラグル 2003-2010
Re:現代文 [テスト問題] ―88
Re:現代文解答例 [テスト解答] ―112
ていうかさ [小説] ―132
対話篇 [小説] ―136
救出 [小説] ―148
だるま落とす [小説] ―152
クロニック・ペイン(高橋文樹) [ノンフィクション] ―158
◼️福井永蟄居 2010-
ぱるんちょ巡礼記 [詩] ―186
ふたり [小説] ―248
ゆすらうめ鉱 [詩] ―254
時計 [小説] ―260
リバレイト [散文] ―266
ざくろ [エセー] ―270
幸福の回収 [小説] ―280
コール・ミー(高橋文樹) [ノンフィクション] ―286
◼️反出生主義 2013-
犯人 [小説] ―310
布告 [箴言集] ―322
最後の文学者 [インタビュー] ―360
◼️イノセントほろほろ 1990-1991
90m走 [作文] ―400
地球ファミリー [作文] ―402
雪とぼく [作文] ―404
五年生の思い出 [作文] ―406
◼️付録
書簡ほか ―410
略年譜 ―476
◼巻末詩
オプンティア ―494
きれいな断面 ―5
◼️序文
ほろほろと生まれ変わる(高橋文樹) ―15
◼️東大仏文時代 1998-2003
ぱるんちょ祭り [小説] ―24
『田園交響楽』研究 [評論] ―50
◼️東京でストラグル 2003-2010
Re:現代文 [テスト問題] ―88
Re:現代文解答例 [テスト解答] ―112
ていうかさ [小説] ―132
対話篇 [小説] ―136
救出 [小説] ―148
だるま落とす [小説] ―152
クロニック・ペイン(高橋文樹) [ノンフィクション] ―158
◼️福井永蟄居 2010-
ぱるんちょ巡礼記 [詩] ―186
ふたり [小説] ―248
ゆすらうめ鉱 [詩] ―254
時計 [小説] ―260
リバレイト [散文] ―266
ざくろ [エセー] ―270
幸福の回収 [小説] ―280
コール・ミー(高橋文樹) [ノンフィクション] ―286
◼️反出生主義 2013-
犯人 [小説] ―310
布告 [箴言集] ―322
最後の文学者 [インタビュー] ―360
◼️イノセントほろほろ 1990-1991
90m走 [作文] ―400
地球ファミリー [作文] ―402
雪とぼく [作文] ―404
五年生の思い出 [作文] ―406
◼️付録
書簡ほか ―410
略年譜 ―476
◼巻末詩
オプンティア ―494
著者略歴
ほろほろ落花生(ホロホロラッカセイ horohororakkasei)
1979年、福井県に生まれる。地元の進学校を卒業し、東京大学に入学。詩作をはじめとした文芸創作にのめり込み、太宰治、大江健三郎などの尊敬する作家の所属した仏文科に進学。 新日本製鐵の内定を得て卒業するが、原因不明の疼痛が発生。療養生活を経たのち、出社時に行方をくらまし、フランスに逃亡。パリのホテルから退社メールを提出。 高橋文樹と北千住で同居を開始。教員免許の取得を目指すが挫折し、福井へ戻る。翌年、地元の先輩を頼って再び上京、社会福祉法人のアルバイトをしながら保育士資格を取得。 2007年、高橋文樹らと破滅派を結成。保育士資格取得後、社会福祉法人を辞めてフリーライターに。2010年に面倒を見てくれていたライターと対立、再び福井に戻る。 福井では反出生主義へ傾倒し、文学作品への昇華を目指すが、その思想の過激さゆえ周囲と徐々に対立。 2021年、コロナ禍による飲酒量の増大とともに人生の黄昏時が近づきつつあることを悟る。高橋文樹『アウレリャーノがやってくる』に触発され、人生を総括する書の出版を決意する。
高橋文樹(タカハシフミキ takahashifumiki)
1979年千葉県千葉市生まれ。1998年、千葉県立千葉高校を卒業し、東京大学文科Ⅲ類に入学。私淑する大江健三郎のあとを追い、仏文科へ進学。
2001年、『途中下車』で大学在学中に幻冬舎NET学生文学賞大賞を受賞しデビュー。その後、次作に恵まれず、2007年オンライン文芸誌「破滅派」を立ち上げ、また、同年「アウレリャーノがやってくる」で新潮新人賞を受賞。
2010年、株式会社破滅派を設立。オープンソースソフトウェアWordPressをベースにしたウェブ制作を行いながら、電子書籍の発刊やイベント開催、ISBNなしの書籍販売などを手がける。
2016年にはゲンロン主催大森望SF創作講座に参加し、ゲンロンSF新人賞飛浩隆賞を受賞。ワールドコンへの参加、SF同人誌『Sci-Fire』の創設、千葉市SF作家の会 Dead Channel JPの設立など、精力的に活動を続ける。
2021年、破滅派から初のISBN付き書籍を発行。
タイトルヨミ
カナ:ボクハキミガナツカシイ
ローマ字:bokuhakimiganatsukashii
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
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