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定価:4,290円(3,900円+税)
判型:四六
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内容紹介
デモクラシーに未来はあるのか…9.11を予言した『ジハード対マックワールド』の著者が警鐘を鳴らす。
目次
第Ⅰ部 消費者の誕生
第1章 資本主義の勝利と幼稚エートス
第2章 プロテスタンティズムから幼児症へ
第Ⅱ部 市民の消滅
第3章 幼稚化する消費者たち――キッザルト(子供っぽい大人)の登場
第4章 私民化する市民たち――市民的精神分裂症の生成
第5章 ブランド化されたアイデンティティ――意味の喪失
第6章 全体主義化する社会――多様性の終焉
第Ⅲ部 市民の運命
第7章 消費主義に対する抵抗――資本主義は自力で治癒できるのか?
第8章 市民的精神分裂症の克服――相互依存的世界における市民権の回復
訳者解説(竹井隆人)
第1章 資本主義の勝利と幼稚エートス
第2章 プロテスタンティズムから幼児症へ
第Ⅱ部 市民の消滅
第3章 幼稚化する消費者たち――キッザルト(子供っぽい大人)の登場
第4章 私民化する市民たち――市民的精神分裂症の生成
第5章 ブランド化されたアイデンティティ――意味の喪失
第6章 全体主義化する社会――多様性の終焉
第Ⅲ部 市民の運命
第7章 消費主義に対する抵抗――資本主義は自力で治癒できるのか?
第8章 市民的精神分裂症の克服――相互依存的世界における市民権の回復
訳者解説(竹井隆人)
著者略歴
ベンジャミン・R・バーバー( )
(Benjamin R. Barber)
世界的に高名な米国政治学者。専門は政治理論、デモクラシー理論。現在、ニューヨーク市立大学大学院センター、哲学及び市民社会研究センター上級研究員。市民ネットワーク「インターディペンデンス・ムーヴメント」の設立者かつ理事長。
1939年生まれ。ハーヴァード大学にて政治学博士。ラトガース大学教授、メリーランド大学教授等を歴任後、ラトガース大学名誉教授。
グローバルなデモクラシーと市民社会の確立を目指す観点から政治、文化、教育に関心を寄せ、アメリカのみならず世界各国の政治指導者、市民運動に助言を送る一方、専門誌や一般誌に精力的に寄稿し、政治関連のTV番組制作にも携わるほか、小説や脚本も手掛ける。数多ある著書(単著17冊)のうち邦訳されたものに、『ストロング・デモクラシー――新時代のための参加政治』(竹井隆人訳、日本経済評論社、2009年)、『〈私たち〉の場所――消費社会から市民社会をとりもどす』(山口晃訳、慶應義塾大学出版会、2007年)、『予防戦争という論理――アメリカはなぜテロとの戦いで苦戦するのか』(鈴木主税・浅岡政子訳、阪急コミュニケーションズ、2004年)、『ジハード対マックワールド――市民社会の夢は終わったのか』(鈴木主税訳、三田出版会、1997年)。最新著に『If Mayors Ruled the World: Dysfunctional Nations, Rising Cities (Yale University Press, 2013)』。
竹井 隆人(タケイ タカヒト takei takahito)
政治学者。博士(学術)。(株)都市ガバナンス研究所代表。立命館大学政策科学部非常勤講師。
1968年京都市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(政治専攻)。
長らく政府系金融機関にて〈まちづくり〉に関わり、現職の〈まちづくり〉シンクタンクでは、京都を中心に開発事業や町家再生の企画、行政の政策協力等で活動中。また、政治の原点は〈まち〉にあると思い定め、長らく学究活動にも邁進。これまで学習院大学法学部非常勤講師、放送大学教養学部非常勤講師、日本政治学会年報委員等を歴任。単著に『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう』(平凡社)、『社会をつくる自由』(ちくま新書)、『集合住宅と日本人』(平凡社)、『集合住宅デモクラシー』(世界思想社)。共著に『排除と包摂の政治学』(木鐸社)、『都市と土地利用』(日本評論社)他。訳書にベンジャミン・R・バーバー『ストロング・デモクラシー』(日本経済評論社)、エヴァン・マッケンジー『プライベートピア』(共訳、世界思想社)、エドワード・ブレークリー&メーリー・スナイダー『ゲーテッド・コミュニティ』(集文社)他。
タイトルヨミ
カナ:ショウヒ ガ シャカイ オ ホロボス
ローマ字:shouhi ga shakai o horobosu
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