近刊検索 デルタ

2018年6月11日発売

航思社

出版社名ヨミ:コウシシャ

チビクロ

松本圭二セレクション エッセイ&批評
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
詩人はすぐれた批評を書けなければダメだ


朔太郎賞詩人にしてフィルム・アーキヴィストはそう断言する。
大岡信、稲川方人、岡田隆彦、絓秀実、渡部直己、
イーストウッド、ヴェンダース、ゴダールを相手に、何をどのように論じたのか。
著者30歳から書きつづってきたエッセイ&批評の集大成。

(栞=寄稿:山本均・坂口一直、著者解題)
目次
第Ⅰ章 文学/詩

詩人の生きる道――大岡信
稲川方人考
続・稲川方人考
ドンブラコ――岡田隆彦
サタンの書――山本陽子「遙るかする、するするながらⅢ」
純粋詩人に物申す――『高貝弘也詩集』
殺気と抒情――中尾太一
詩クロニクル2001
読書日録2002
これから
ミスター・フリーダム
包丁男と泡沫詩人
ニッピョンギョと詩のことば
インタビュー 詩集のつくり方(聞き手=松本圭二・郡淳一郎)
ジュニアの世界――阿部和重『シンセミア』
「詩人くん」と「おカバちゃん」――絓秀実『1968年』
いやな感じ――渡部直己『メルトダウンする文学への九通の手紙』『不敬文学論序説』

第Ⅱ章 詩/映画

近代の一日
チビクロ
「詩人」の部屋で「映画」は――『百年の絶唱』
アンダーグラウンドな詩人・映画人――寺山修司・福間健二
みんな死んじまえ!――『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
退場劇を想像しろ――ロバート・アルトマン『プレタポルテ』を見に行く
反西部劇的「サーガ」の顚末――『アウトロー』
時間の殺伐――『東京画』
アメリカでは働かなくてもホテルの住人になれる――『ミリオンダラー・ホテル』
批評! 映画
青少年育成のための映画上映
侯孝賢と私
クソったれはクソったれである――コリン・マッケイブ『ゴダール伝』

第Ⅲ章 映画/フィルム

フィルム・アーカイヴはヴィデオを救えるか
デジタルは重病人だ――フィルムアーカイヴの現場から
フィルムアーキヴィストに関する7つの断章
アニメーション『バクダット姫』の共同復元
地方とアジアの映画発掘――『ドレミハ先生』『義民 冨田才治』『海に生きる人々』
2010年の城之内元晴 あるいは城之内元晴の全作品が福岡にある理由
映画への試み〜非破壊検査
著者略歴
松本 圭二(マツモト ケイジ matsumoto keiji)
松本圭二(まつもと・けいじ) 詩人。フィルム・アーキヴィスト。 1965-。早稲田大学第一文学部中退。 2006年、『アストロノート』(「重力」編集会議/航思社、2018年)で萩原朔太郎賞受賞。 他の詩集に、『ロング・リリイフ』(七月堂、1992年/航思社、2017年)、 『詩集』(私家版、1995年)、 『詩集・未製本普及版』(アテネ・フランセ文化センター、1996年)、 『詩集工都』(七月堂、2000年/航思社、2017年)、 『詩篇アマータイム』(思潮社、2000年/航思社、2017年)。 小説集に『さらばボヘミヤン』(航思社、2017年)。
タイトルヨミ
カナ:
ローマ字:

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
止められるか俺たちを 暴走族写真集
日本には暴走族がいる

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。