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定価:1,650円(1,500円+税)
判型:A5
※JRC扱い
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内容紹介
2016年に、漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。号を経るごとにパワーアップして、このたび3号がついに完成。
レギュラーメンバーの描き下ろし作品のほか、オカヤイヅミ、ひうち棚、古山フウの漫画、そしてなんと、ガロで活躍した伝説の漫画家・鈴木翁二の描き下ろし作品が掲載されています。小説パートは、滝口悠生、町屋良平、水原涼の短編作品を収録。読みどころ満載の182ページ。吉岡秀典さん(セプテンバーカウボーイ)によるデザインも必見です!
レギュラーメンバーの描き下ろし作品のほか、オカヤイヅミ、ひうち棚、古山フウの漫画、そしてなんと、ガロで活躍した伝説の漫画家・鈴木翁二の描き下ろし作品が掲載されています。小説パートは、滝口悠生、町屋良平、水原涼の短編作品を収録。読みどころ満載の182ページ。吉岡秀典さん(セプテンバーカウボーイ)によるデザインも必見です!
目次
漫画
オカヤイヅミ 「肩」
ひうち棚 「柿の木」
おくやまゆか 「冬のフローリング海を泳ぐ」
森泉岳土 「爪のようなもの」
鈴木翁二 「きみの人さしユビ」
古山フウ 「moon drive」
安永知澄 「ツナの樹」
小説
滝口悠生 「忘れたことが思い出せない」
水原涼 「舌は憶えている」
町屋良平 「沖野」
オカヤイヅミ 「肩」
ひうち棚 「柿の木」
おくやまゆか 「冬のフローリング海を泳ぐ」
森泉岳土 「爪のようなもの」
鈴木翁二 「きみの人さしユビ」
古山フウ 「moon drive」
安永知澄 「ツナの樹」
小説
滝口悠生 「忘れたことが思い出せない」
水原涼 「舌は憶えている」
町屋良平 「沖野」
著者略歴
ランバーロール編集部(ランバーロールヘンシュウブ ranbaarooruhenshuubu)
オカヤイヅミ(オカヤイヅミ okayaizumi)
イラストレーター/漫画家
著書に『いろちがい』『すきまめし』『続・すきまめし』(マッグガーデン)『おあとがよろしいようで』(文藝春秋)『いのまま』(芳文社)『ものするひと』全三巻(KADOKAWA)など。
趣味は自炊。
http://www.hasumukai.jp/
滝口悠生(タキグチユウショウ takiguchiyuushou)
作家。1982年、東京都生まれ。2011年、「楽器」で第43回新潮新人賞。
幼少期より「男はつらいよ」シリーズに生き方を学ぶ。フーテンを経て小説家に。
最新刊は『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』(numabooks)。文芸誌「新潮」に最新長編「全然」連載中。
ひうち棚(ヒウチタナ hiuchitana)
1980年生まれ。愛知県在住。 友人の大西真人と2人で不定期 に『漫画雑誌山坂』という漫画同人誌を作ってます。
おくやまゆか(オクヤマユカ okuyamayuka)
1976年生まれ。マンガ家、児童書作家。
既刊『たましいいっぱい』『むかしこっぷり』(共に KADOKAWA) 。
ただいまビッグコミックオリジナル増刊にて「コットリコトコ」隔月連載中。
最新作は幼年童話『うりぼうウリタ』(偕成社)、続刊執筆中。
水原涼(ミズハラリョウ mizuhararyou)
1989年、兵庫県生まれ。北海道大学文学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2011年に「甘露」で文學界新人賞を受賞しデビュー。同作が芥川龍之介賞にノミネート。最新刊は、写真家の安田和弘との共著『震える光彩』(喫水線)。
森泉岳土(モリイズミタケヒト moriizumitakehito)
水で描き、そこに墨を落とし、細かいところは爪楊枝や割り箸を使ってマンガを描く。著書に最新作のコミカライズ作品集『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』のほか、『セリー』『報いは報い、罰は罰』『ハルはめぐりて』『うとそうそう』『カフカの「城」他三篇』『耳は忘れない』『夜よる傍に』『祈りと署名』など多数。
鈴木翁二(スズキオウジ suzukiouji)
一九四九年愛知県生まれ。漫画家。六九年ガロに発表した「庄助あたりで」でデビュー。著書に『マッチ一本の話』『海のタッチ』『こくう物語』『東京グッドバイ』『オートバイ少女』『かたわれワルツ』など多数。またCD「未明ノ歌」「ダ世界」を発表するなど、シンガーソングライターとしても活躍。
古山フウ(コヤマフウ koyamafuu)
イラストレーター。茨城県出身。家に猫が2匹います。本作の登場人物のお品さんは、長野県上田市に伝わる民話「つつじの乙女」の主人公をモデルにしています。
町屋良平(マチヤリョウヘイ machiyaryouhei)
1983年生まれ。2016年『青が破れる』で第53回文藝賞を受賞。2019年『1R1分34秒』で芥川龍之介賞受賞。その他の著書に『しき』、『ぼくはきっとやさしい』、『愛が嫌い』など。最新刊は『坂下あたるとしじょうの宇宙』。
安永知澄(ヤスナガチスミ yasunagachisumi)
1979年生まれ。広島県出身。『あのころ、白く溶けてく』、『やさしいからだ』全3巻、『わたしたちの好きなもの』( 河井克夫さん・上野顕太郎さん・しりあがり寿さんと共著)、『 ステップ・バイ・ステップ』上下巻(以上全てKADOKAWA) 、『あけぼのソックス』(太田出版)など。近刊は『赤パン先生!』全4巻(KADOKAWA)。日本が少しずつでも良くなりますように。
タイトルヨミ
カナ:ランバーロールゼロサン
ローマ字:ranbaarooruzerosan
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おくやまゆか 最近の著作
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