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定価：2,035円（1,850円＋税）
判型：A4変形
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内容紹介
ここはジブリの世界か？ それともアリスの世界か？ 写真家・大橋弘が30年以上も歳月をかけて撮影し続けてきた森の中に生息するコケ植物（蘚苔類）や菌類・藻類（地衣類）。まさに「ミクロコスモス」と称したくなる、美しくもありファンタジックでもある「森の小宇宙」。そこにたたずむと感じる、不意に森の一部になってしまうような緊張感と心地よさ……。人間の視点を離れ、小人になってミクロの森に分け入っていくような、そんな愉快な楽しみを教えてくれる一冊。解説エッセイ：田中美穂（古書店「蟲文庫」店主）
著者略歴
大橋弘（オオハ シヒロシ ooha shihiroshi）
大橋弘（おおはし・ひろし）
写真家。1946年、東京都中野生れ。71年、東京綜合写真専門学校卒業。主な出版物（写真集）に『モスコスモス――苔の宇宙』、『日本の手仕事――百年の技、千年のかたち』（共著）、『日本の正しい調味料』（共著）、『1972 青春 軍艦島』、『はたらく刃物――素材と道具、そして職人仕事の博物誌』（共著）など多数。
田中美穂（タナカ ミホ tanaka miho）
田中美穂（たなか・みほ）
古本屋「蟲文庫」店主。1972年、岡山県倉敷市生まれ。1994年、同市内に古本屋「蟲文庫」を開業、2000年に移転、現在にいたる。著書に『わたしの小さな古本屋』（ちくま文庫）、『苔とあるく』『亀のひみつ』『星とくらす』（WAVE出版）、『ときめくコケ図鑑』（山と渓谷社）、編著に『胞子文学名作選』（港の人）などがある。
タイトルヨミ
カナ：ミクロコスモス
ローマ字：mikurokosumosu
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