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2021年7月21日発売

サウザンブックス社

出版社名ヨミ:サウザンブックスシャ

ビア・マーグス ビールに魅せられた修道士

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内容紹介
ドイツのあるモルト工場で発見された古い手記は、13世紀のあるビール醸造家が書き残したものだった。貧しい農民の子ニクラスは、修道院では食べ物に困らないと聞き、修道士となりビール造りに励む。以来、ビール醸造技術の発展、材料の薬草研究に情熱を注ぎ、教皇も一目置く「ビールの魔術師(ビア・マーグス)」と呼ばれるまでになる。だが、そんな彼に敵意を燃やし、執拗に命を狙う者が……。ビール造りに一生を捧げた男の波乱に満ちた人生とビールの歴史物語。

本国ドイツでも話題沸騰!
醸造マイスターの著者がすべてのビール好きに贈る、芳醇な物語。
著者略歴
ギュンター・テメス(ギュンター テメス gyuntaa temesu)
1963 年、ドイツアイフェル地方のビットブルク市生まれ。熟練のビール醸造家、研究熱心な醸造マイスター、作家。ビール醸造のこととなると夢中になり、どこへでも足を運ぶ。ビールの歴史を描いた『ビア・マーグス』シリーズを5冊と、様々なミステリー、旅行ガイドを書いている。ブログや業界紙にビールについて多数執筆。2010 ~ 2016 年には、いまでは造られなくなったタイプのビールを〈Bierzauberei(ビールの魔術師)〉ブランドで醸造し、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、ブラジルを旅しながら各地の醸造所を借りて同ブランドのビールを造る「移動醸造」の活動をしていた。ドイツ語圏の推理作家協会である「シンジケート(Syndikat)」会員。フリードリヒ・グラウザー賞(Glauser-Literaturpreis、毎年同協会が授与しているミステリー賞)の審査員を2度務める。妻と息子とともにウィーン近郊に在住。
森本智子(モリモト トモコ morimoto tomoko)
ドイツ食品・食文化に関連する仕事に従事。2011 年ドイツ、ドゥーメンスアカデミーにて日本人初のビアソムリエ資格を取得。著書に『フォトエッセイとイラストで楽しむちいさなカタコト* ドイツ語ノート』(国際語学社)、『ドイツパン大全』(誠文堂新光社)、『ドイツ菓子図鑑』(誠文堂新光社)。
遠山明子(トオヤマ アキコ tooyama akiko)
ドイツ文学翻訳家。主な訳書にキルステン・ボイエ『パパは専業主夫』(童話館出版)、アグネス・ザッパー『愛の一家 あるドイツの冬物語』(福音館文庫)、ケルスティン・ギア『紅玉は終わりにして始まり』など〈時間旅行者の系譜〉シリーズ、ニーナ・ブラジョーン『獣の記憶 』( ともに創元推理文庫)、ニーナ・ゲオルゲ『セーヌ川の書店主』(集英社)、ヨハンナ・シュピリ『アルプスの少女ハイジ』(光文社古典新訳文庫)。
タイトルヨミ
カナ:ビアマーグス ビールニミセラレタシュウドウシ
ローマ字:biamaagusu biirunimiseraretashuudoushi

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