近刊検索 デルタ

2023年9月28日発売

英明企画編集

出版社名ヨミ:エイメイキカクヘンシュウ

季刊『農業と経済』2023年夏号(89巻3号)

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
特集「食料と農業の「なぜ?」――あなたの疑問に答えます」

「食料危機は起こるのか」、「なぜ有機食品が増えないのか」、「なぜ農業は儲からないのか」、「技術革新で農業は蘇るのか」など、近年の食料・農業問題に関する社会的関心の高まりの一方で、これらの問題の“本質”については正確な理解が浸透しておらず、生産者にも消費者にも、十分に情報が共有されているとは言い難い。本特集では、こうした情報の不足を補い、誤解を解くことを目的とし、さまざまな疑問に答えるかたちで食と農と環境に関する知識を提供する。



■特集
食料と農業の「なぜ?」──あなたの疑問に答えます
松下秀介+辻村英之+森真里 責任編集


●特集の企画意図と構成
多様な視点と多彩な論点から考える現代日本の「食」と「農」……松下秀介


■Ⅰ 食料をめぐる疑問

●1 日本で食料危機は起こるのでしょうか? 
   危機を回避するにはどうすればよいのでしょうか?……鈴木宣弘

●2 食料自給率とは、何を示す指標ですか。
   そこから何が分かるのでしょうか?……小嶋大造

●3 「適正な食品価格」とはどんな価格ですか。
   どのように決められるべきなのでしょうか?……山本謙治

●4 効率的であるはずの「産直」流通はなぜもっと広がらないのでしょうか?
   ──農協・卸売市場を経由する理由……辻村英之

●5 フードテックは「未来の食」に貢献できるのでしょうか?
   ──植物肉と培養肉を事例に……久野秀二

●6 日本の有機食品市場はなぜ広がらないのでしょうか?……波夛野豪・藤本穣彦

●7 「健全な食」「健全な食生活」とはどのようなもので、
   その実現には何が必要なのでしょうか?
   ──産業的食農システムからの転換に向けて……池上甲一

■Ⅱ 農業をめぐる疑問

●1 小規模農業や家族農業が多いのはなぜでしょうか?……関根佳恵

●2 「農業の担い手」は本当に不足しているのでしょうか?
   ──「農業の担い手」と担い手不足問題の深層を探る……伊庭治彦

●3 なぜ肥料・飼料の自給率は低く、国内で確保できないのでしょうか?
   ──肥料・飼料の価格高騰の現状と国内自給に向けた取組……森真里

●4 なぜ日本では有機農業者が大きく増えないのでしょうか?
   ──有機農業拡大の阻害要因とその対策を考える……胡柏

●5 なぜ農業は儲からないのでしょうか?……堀田和彦

●6 なぜ企業は農業に参入するのですか?
   ──利益だけではない企業のねらい……渋谷往男

●7 都市に農業がなぜ必要なのですか?……中塚華奈・北川太一

●8 技術革新は日本農業の発展に貢献できるのでしょうか?……梅本雅

●食の未来を考える
食べることの日常は世界や未来とつながっている……秋津元輝



■連載 ポスト・コロナ時代の食と農を支える──担い手たちの群像

■連載 森・川・海の名人に学ぶ─「聞き書き甲子園」作品集から⑨

■連載 ブックガイド──農と食を読む
目次
■特集
食料と農業の「なぜ?」──あなたの疑問に答えます
松下秀介+辻村英之+森真里 責任編集


●特集の企画意図と構成
多様な視点と多彩な論点から考える現代日本の「食」と「農」……松下秀介


■Ⅰ 食料をめぐる疑問

●1 日本で食料危機は起こるのでしょうか? 
   危機を回避するにはどうすればよいのでしょうか?……鈴木宣弘

●2 食料自給率とは、何を示す指標ですか。
   そこから何が分かるのでしょうか?……小嶋大造

●3 「適正な食品価格」とはどんな価格ですか。
   どのように決められるべきなのでしょうか?……山本謙治

●4 効率的であるはずの「産直」流通はなぜもっと広がらないのでしょうか?
   ──農協・卸売市場を経由する理由……辻村英之

●5 フードテックは「未来の食」に貢献できるのでしょうか?
   ──植物肉と培養肉を事例に……久野秀二

●6 日本の有機食品市場はなぜ広がらないのでしょうか?……波夛野豪・藤本穣彦

●7 「健全な食」「健全な食生活」とはどのようなもので、
   その実現には何が必要なのでしょうか?
   ──産業的食農システムからの転換に向けて……池上甲一

■Ⅱ 農業をめぐる疑問

●1 小規模農業や家族農業が多いのはなぜでしょうか?……関根佳恵

●2 「農業の担い手」は本当に不足しているのでしょうか?
   ──「農業の担い手」と担い手不足問題の深層を探る……伊庭治彦

●3 なぜ肥料・飼料の自給率は低く、国内で確保できないのでしょうか?
   ──肥料・飼料の価格高騰の現状と国内自給に向けた取組……森真里

●4 なぜ日本では有機農業者が大きく増えないのでしょうか?
   ──有機農業拡大の阻害要因とその対策を考える……胡柏

●5 なぜ農業は儲からないのでしょうか?……堀田和彦

●6 なぜ企業は農業に参入するのですか?
   ──利益だけではない企業のねらい……渋谷往男

●7 都市に農業がなぜ必要なのですか?……中塚華奈・北川太一

●8 技術革新は日本農業の発展に貢献できるのでしょうか?……梅本雅

●食の未来を考える
食べることの日常は世界や未来とつながっている……秋津元輝



■連載 ポスト・コロナ時代の食と農を支える──担い手たちの群像


■連載 森・川・海の名人に学ぶ─「聞き書き甲子園」作品集から⑨


■連載 ブックガイド──農と食を読む
著者略歴
松下 秀介(マツシタ シュウスケ matsushita shuusuke)
松下秀介(まつした・しゅうすけ)……1967年生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業.博士(農学・岡山大学)。農林水産省中国農業試験場、農林漁業金融公庫、農研機構経営計画部・農業情報研究部、筑波大学生命環境系他を経て、2021年より現職。専門は農業経営学。近著に南石晃明編著『デジタル・ゲノム革命時代の農業イノベーション』(分担執筆、農林統計出版、2022年)など。
辻村 英之(ツジムラ ヒデユキ tsujimura hideyuki)
辻村 英之(つじむら・ひでゆき)……1967年生まれ。京都大学大学院農学研究科修了(農学博士)。金沢大学経済学部助教授を経て、現在、京都大学農学研究科(農業食料組織経営学分野)教授。おもな単著に『キリマンジャロの農家経済経営』(昭和堂)、『農業を買い支える仕組み』(太田出版)、『おいしいコーヒーの経済論』(太田出版)、『コーヒーと南北問題』(日本経済評論社)、『南部アフリカの農村協同組合』(日本経済評論社)。
森 真里(モリ マリ mori mari)
森 真里(もり・まり)……1967年京都府生まれ。京都大学農学部農林生物学科卒。1990年滋賀県入庁。試験研究機関、農業普及指導センター、県庁等行政機関勤務を経て、2022年4月より現職。一貫して農業現場の支援に携わる。
タイトルヨミ
カナ:キカンノウギョウトケイザイニセンニジュウサンネンナツゴウ
ローマ字:kikannougyoutokeizainisennijuusannennatsugou

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
ザ・殺人術
人の殺し方を本にしていいのか

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。