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身と心の位相:源氏物語を起点として

源氏物語を起点として
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内容紹介
2020年国際オンラインラウンドテーブルの成果。源氏物語の執筆過程と密接に関わる「身」と「心」をキーワードに、古代から近代に至る日本文学の軌跡を辿る。
目次
二〇二〇年国際オンラインラウンドテーブル 開会の辞   ダニエル・ストリューヴ 
『源氏物語』における「主体」と「身」―序に代えて―         陣野英則 
I 和歌における身と心の位相
日本古代の身と心                          小松靖彦
紫式部の「身」と「心」の連作歌をめぐって              張龍妹
西行における「身と心」                       渡部泰明
中世和歌の「身」と「心」                      板野みずえ
『和泉式部百首』における「身」と「心」の空間とその変質をめぐって  リズ・ベネゼ
Ⅱ 身と心の諸相 和歌から散文へ、そして近代へ
「身」の精神性と「心」                       陣野英則 
古代文学における「みさを」                     馬如慧 
『枕草子』における女房としての「身」と「心」            山中悠希 
浮舟の「うき身」と救済/非救済の物語                兵藤裕己 
泉鏡花における身と心                         寺田澄江 
『蒲団』における「身」の来歴                   助川幸逸郎
Ⅲ 身と心で拓く『源氏物語』
『源氏物語』における「身」を考える           ダニエル・ストリューヴ 
宇治十帖における身代わりの論理                ポール・シャロウ
〈おほけなき心〉と『源氏物語』の構造                荒木浩
『源氏物語』における「心の闇」              エドワード・ケーメンズ 
Ⅳ ジェンダー批評と哲学の視点
源氏物語におけるジェンダーと行為主体を再考する    ラジャシュリー・パンディ
女性のジェンダーと逸脱する身体                  木村朗子 
「女の身」と「女の心」に見るジェンダー意識            佐藤勢紀子 
  仏教の修行における身と心                   氣多雅子 
心身の分離と合一                         津崎良典 
Ⅴ 総 括 「身と心」プロジェクト 二〇一八年~二〇二〇年    寺田澄江 
あとがき                             木村朗子
著者略歴
寺田 澄江(テラダ スミエ terada sumie)
1948年生まれ。イナルコ名誉教授。
陣野 英則(ジンノ ヒデノリ jinno hidenori)
1965年生まれ。早稲田大学教授
木村 朗子(キムラ サエコ kimura saeko)
1968年生まれ。津田塾大学教授
タイトルヨミ
カナ:ミトココロノイソウ
ローマ字:mitokokoronoisou

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