近刊検索 デルタ

2023年11月29日発売

七月社

出版社名ヨミ:シチガツシャ

明治の海を照らす

灯台とお雇い外国人ブラントン
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
明治初年、横浜の港に少壮のスコットランド人が降り立った。彼は、雇い主である日本政府の役人たちと衝突を繰り返しながらも、次々と全国の海難地帯に洋式灯台を建設していく──
お雇い外国人ブラントンの活躍と、その手になる灯台26基・灯船2隻について、丹念にまとめた一書。
目次
はじめに──ブラントンとの出会い

Ⅰ 灯台とお雇い外国人
1 世界史から見た灯台
2 灯台建設の背景
3 ブラントンの来日
4 ブラントンの灯台建設
5 灯台の維持管理
6 ブラントンと日本人上司
7 ブラントンと横浜のまちづくり
8 ブラントンと日本の近代化
9 ブラントンと岩倉使節団
10 お雇い外国人としてのブラントン
11 灯台とスコットランド
12 帰国後のブラントンと「手記」の執筆
13 ブラントンの灯台に対する評価

Ⅱ ブラントンの灯台
1 納沙布岬灯台(北海道)
2 函館灯船(北海道)
3 尻屋埼灯台(青森県)
4 金華山灯台(宮城県)
5 犬吠埼灯台(千葉県)
6 羽根田灯台(東京都)
7 横浜本牧灯船(神奈川県)
8 剱埼灯台(神奈川県)
9 神子元島灯台(静岡県)
10 石廊埼灯台(静岡県)
11 御前埼灯台(静岡県)
12 菅島灯台(三重県)
13 安乗埼灯台(三重県)
14 樫野埼灯台(和歌山県)
15 潮岬灯台(和歌山県)
16 友ヶ島灯台(和歌山県)
17 天保山灯台(大阪府)
18 和田岬灯台(兵庫県)
19 江埼灯台(兵庫県)
20 鍋島灯台(香川県)
21 釣島灯台(愛媛県)
22 部埼灯台(福岡県)
23 六連島灯台(山口県)
24 角島灯台(山口県)
25 白洲灯台(福岡県)
26 烏帽子島灯台(福岡県)
27 伊王島灯台(長崎県)
28 佐多岬灯台(鹿児島県)

Ⅲ ブラントンの故郷を訪ねて

参考文献
あとがき
著者略歴
稲生 淳(イナブ ジュン inabu jun)
1955年、和歌山県串本町生まれ。 甲南大学経済学部卒業、兵庫教育大学大学院学校教育研究科教科領域専攻社会系コース修了。 和歌山県内の小・中・高等学校、及び県外交流で広島県の高等学校に勤務。和歌山県立古座高等学校校長、和歌山県教育センター学びの丘所長、和歌山県立和歌山商業高等学校校長などを務め、2015年3月定年退職。 著書に『熊野 海が紡ぐ近代史』(森話社、2015年)、編著に『世界史とつながる日本史──紀伊半島からの視座』(村井章介監修、海津一朗との共編、ミネルヴァ書房、2018年)、共著に『熊野TODAY』(疋田眞臣編集代表、はる書房、1998年)、『海の熊野』(谷川健一・三石学編、森話社、2011年)、『つなぐ世界史2 近世』(岩下哲典・岡美穂子責任編集、清水書院、2023年)、『つなぐ世界史3 近現代/SDGsの歴史的文脈を探る』(井野瀬久美惠責任編集、清水書院、2023年)など。
タイトルヨミ
カナ:メイジノウミヲテラス
ローマ字:meijinoumioterasu

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。