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2022年9月15日発売

木立の文庫

出版社名ヨミ:コダチノブンコ

精神療法でわたしは変わった

苦しみを話さずに心が軽くなった
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内容紹介
精神療法の本はふつう、カウンセラーの目に映ったクライエントが描かれます。ところがこの本では、クライエントの目に映ったカウンセラーが描かれているのです。その“主客転倒”の発想だけでも稀有な本書ですが、加えて、ここで紹介されるカウンセリングは、「言葉」に頼らない手法なのです。それがクライエントの「体感」実況中継で語られます。――ひとりの女性がしぼり出す“心の声”をタテ糸に、出会った精神療法家との“心の置きどころ”さがしをヨコ糸に、紡がれる“苦しみ”変容の綾。そして精神療法のツボ。
目次
○煩悶と訴え
   きっかけ 
   おまえの教育が悪い
   煩わしい問い合わせ
   失望だらけのクリニック

○言葉になることならないこと
   悩みを言葉にしない
   出会い
   秘密の入れ物と置き場
   自分からそっと抜け出る
   問題を適切なところに置いてみる
   疑問と問いかけ
   もうすこし尋ねてみる

○精神療法でわたしは変わった
   求める道を知るために
   深いところでの願い
   怒りへの接し方
   こころのピンポン
   気楽ということ
   あの世から見たこの世
   平均値の道で立ち停まって
   話しかけてみた

      エピローグ
      あとがき

      刊行に寄せて 神田橋條治
著者略歴
増井 武士(マスイ タケシ masui takeshi)
1945年生まれ。 九州大学大学院博士課程修了。 同大学教育学部助手を経て、産業医科大学医学部医学心理学教室准教授。教育学博士(九州大学)。 同大学病院精神・神経科および産業医実務研修センターを併任。 日本心理臨床学会常任理事、同学会倫理委員長、編集委員などを歴任。 日本臨床心理士会全国区代議員などを務める。 産業医科大学退職後、九州産業大学国際文化学部教授を経て、 現在、東亜大学大学院客員教授。
神田橋 條治(カンダバシ ジョウジ kandabashi jouji)
1937年生まれ。 1961年、九州大学医学部卒業。 1971-1972年、モーズレイ病院およびタビストック・クリニックに留学 1984年~ 伊敷病院(鹿児島市)にて診療。 本書『精神療法でわたしは変わった』の著者:増井武士、旧知の師匠。
タイトルヨミ
カナ:セイシンリョウホウデ ワタシハ カワッタ
ローマ字:seishinryouhoude watashiha kawatta

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