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定価:3,960円(3,600円+税)
判型:A5
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内容紹介
多様性の時代に向けては、二項対比を脱却して、統合的かつ個人の価値が尊重される世界観が待たれています。そこで本書では、旧来の「表か? 裏か?」の“反面”社会を超えて、メビウスの輪のような《ねじれ》の創造性を活用する道を探ります。――そのカギとして、不意に訪れる「人間関係の危機」からの回復のため、ストーリーライン・アセスメント(物語の筋と見立てる視点)が紹介されます。臨床心理学/フォーカシング/陰陽五行の世界観などが補いあって“レジリエンス=可塑性”に満ちた未来を目指す「こころの世界論」。
目次
序――ストーリーライン・アセスメントについて
プロローグ――私の“交差”体験
第1部 ねじれ回復のプロセス
第1章 ねじれと危機対応――ケースにおける創作体験
第2章 非交差、あるいは行き場のなさ
第3章 ワイルドの生涯と創作
第4章 創作と体験過程――プロセスモデルから
第5章 レジリエンスの心理機構
第2部 危機とアセスメント
第1章 学校臨床――危機予防のために
第2章 追体験法をめぐって
第3部 五芒星物語
第1章 物語の創作体験法
第2章 相生-相克物語の誕生
第3章 ある少女の創作体験
第4章 五芒星物語の臨床への応用
エピローグ
プロローグ――私の“交差”体験
第1部 ねじれ回復のプロセス
第1章 ねじれと危機対応――ケースにおける創作体験
第2章 非交差、あるいは行き場のなさ
第3章 ワイルドの生涯と創作
第4章 創作と体験過程――プロセスモデルから
第5章 レジリエンスの心理機構
第2部 危機とアセスメント
第1章 学校臨床――危機予防のために
第2章 追体験法をめぐって
第3部 五芒星物語
第1章 物語の創作体験法
第2章 相生-相克物語の誕生
第3章 ある少女の創作体験
第4章 五芒星物語の臨床への応用
エピローグ
著者略歴
村田 進(ムラタ ススム murata susumu)
村田 進(むらた・すすむ)
1947年、石川県金沢市生まれ。
金沢大学法文学部哲史文学科卒、同英米文学専攻科修了。
武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科修士、博士課程修了。
専攻:英米文学・臨床教育学。博士(臨床教育学)。
学校心理士、ガイダンスカウンセラー。
人間関係研究会スタッフ/公益社団法人金沢こころの電話相談役/公益社団法人金沢こころの電話会長/石川県立金沢西高等学校カウンセラー/石川県立金沢伏見高等学校カウンセラー/NPO法人摂食障害支援あかりプロジェクト顧問/人間中心の教育研究会代表/元金沢大学人間社会学域学校教育学類非常勤講師/石川県公立高校教諭、県教育センター指導主事(英語・教育相談)、星稜高校専任カウンセラーを歴任。
人間関係研究会主催エンカウンター・グルーム(ワークショップ)のうち「エンカウンター・グループ体験と人間中心の教育研修会」(通称: 有馬研修会)、「人間中心の教育セミナー」のスタッフの一員として、「金沢エンカウンター・グループ」代表として多数回継続参加。厚生労働省EAP(復職支援)事業:(株)フィスメック企画: 農林水産省管轄北陸農政局主管メンタルヘルス・セミナー講師などを務める。
現在、村田カウンセリング・ルーム主宰、(株)フィスメック委託産業カウンセラー。
著書に『創作とカウンセリング』〔ナカニシヤ出版, 2003年〕、『創作と癒し――ヴァージニア・ウルフの体験過程心理療法的アプローチ』〔コスモス・ライブラリー, 2014年〕、『体験過程心理療法――創作体験の成り立ち』〔コスモス・ライブラリー, 2015年〕、『ふっきれて今ここに生きる――創作体験と心理的成長の中心過程について』〔コスモス・ライブラリー, 2016年〕がある。
他、『摂食障害あいうえお辞典』監修〔コスモス・ライブラリー, 2013年〕、『人間中心の教育』共著〔コスモス・ライブラリー, 2012年〕、『エンカウンター・グループの新展開』共著〔木立の文庫、2020年〕、C.R.ロジャーズ・H.フライバーグ『学習する自由・第3版』共訳〔コスモス・ライブラリー, 2006年〕など。
タイトルヨミ
カナ:レジリエンス ト ネジレ ノ シンリ
ローマ字:rejiriensu to nejire no shinri
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