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定価:2,750円(2,500円+税)
判型:四六変形
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内容紹介
保坂和志さん(小説家)推薦!
「私は福田さんの詩の響き・音調が好きだ」
「内面の奥の、深い、静かなところに騒音が満ちている。この騒音的な音調が私をワクワクさせる」
「この人は、波が砕ける岩場に立って海に向かって大声で叫んでいるのだ」
(本書「解説(保坂和志)」より一部抜粋)
第56回歴程賞(島崎藤村を記念して創設された文学賞)を受賞した才気あふれる詩人が、日本語の「可能性」と「自由」を新しい段階へと引き上げる、最新詩集。
「私は福田さんの詩の響き・音調が好きだ」
「内面の奥の、深い、静かなところに騒音が満ちている。この騒音的な音調が私をワクワクさせる」
「この人は、波が砕ける岩場に立って海に向かって大声で叫んでいるのだ」
(本書「解説(保坂和志)」より一部抜粋)
第56回歴程賞(島崎藤村を記念して創設された文学賞)を受賞した才気あふれる詩人が、日本語の「可能性」と「自由」を新しい段階へと引き上げる、最新詩集。
目次
Ⅰ
ハウスダスト
無音の声
乳白色の渦
美しい子供たち
尻ません!
光る夜
鏡山まで
死の声
死出の山
垂直の聖地
さまよう墓標
空の浜辺
震え
日に輝く雨
Ⅱ
多島形
橋杭岩まで
夜の記憶
空の青に
波死(はし)る子え
DEATHか裸(ら)
真鶴まで
死者たちの浜辺
橋杭岩にて
血のついた顔
失われた声
Ⅲ
明るい風景
永遠の海岸
草、草、草!
鏡山
新潟まで
世界は眠るきみの
乱反射する風景
解説 保坂和志
ハウスダスト
無音の声
乳白色の渦
美しい子供たち
尻ません!
光る夜
鏡山まで
死の声
死出の山
垂直の聖地
さまよう墓標
空の浜辺
震え
日に輝く雨
Ⅱ
多島形
橋杭岩まで
夜の記憶
空の青に
波死(はし)る子え
DEATHか裸(ら)
真鶴まで
死者たちの浜辺
橋杭岩にて
血のついた顔
失われた声
Ⅲ
明るい風景
永遠の海岸
草、草、草!
鏡山
新潟まで
世界は眠るきみの
乱反射する風景
解説 保坂和志
著者略歴
福田拓也(フクダタクヤ fukudatakuya)
1963年、東京都に生まれる。詩人、文芸評論家。慶應義塾大学博士課程中退、パリ第8大学大学院博士課程修了。文学博士(パリ第8大学)。専攻、20世紀フランス詩。1994年に第32回現代詩手帖賞、2018年に第56回歴程賞受賞。現在、東洋大学教授。主な著書に、『「日本」の起源』(2017、水声社)、『倭人伝断片』(2017、思潮社)、『惑星のハウスダスト』(2018、水声社)、『エリュアールの自動記述』(2018、水声社)などがある。
保坂和志(ホサカカズシ hosakakazushi)
1956年、山梨県に生まれる。小説家。早稲田大学政経学部卒業。1990年『プレーンソング』でデビュー。1993年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、1995年『この人の閾(いき)』で芥川賞、1997年『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞、2018年『ハレルヤ』所収の「こことよそ」で川端康成文学賞を受賞。主な著書に、『生きる歓び』『カンバセイション・ピース』『書きあぐねている人のための小説入門』『小説の自由』『小説の誕生』ほか。
タイトルヨミ
カナ:デスカラ
ローマ字:desukara
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