近刊検索 デルタ

2022年3月6日発売

コトニ社

出版社名ヨミ:コトニシャ

DEATHか裸(ら)

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内容紹介
保坂和志さん(小説家)推薦!

「私は福田さんの詩の響き・音調が好きだ」
「内面の奥の、深い、静かなところに騒音が満ちている。この騒音的な音調が私をワクワクさせる」
「この人は、波が砕ける岩場に立って海に向かって大声で叫んでいるのだ」
(本書「解説(保坂和志)」より一部抜粋)

第56回歴程賞(島崎藤村を記念して創設された文学賞)を受賞した才気あふれる詩人が、日本語の「可能性」と「自由」を新しい段階へと引き上げる、最新詩集。
目次


ハウスダスト
無音の声
乳白色の渦
美しい子供たち
尻ません!
光る夜
鏡山まで
死の声
死出の山
垂直の聖地
さまよう墓標
空の浜辺
震え
日に輝く雨



多島形
橋杭岩まで
夜の記憶
空の青に
波死(はし)る子え
DEATHか裸(ら)
真鶴まで
死者たちの浜辺
橋杭岩にて
血のついた顔
失われた声



明るい風景
永遠の海岸
草、草、草!
鏡山
新潟まで
世界は眠るきみの
乱反射する風景

解説 保坂和志
著者略歴
福田拓也(フクダタクヤ fukudatakuya)
1963年、東京都に生まれる。詩人、文芸評論家。慶應義塾大学博士課程中退、パリ第8大学大学院博士課程修了。文学博士(パリ第8大学)。専攻、20世紀フランス詩。1994年に第32回現代詩手帖賞、2018年に第56回歴程賞受賞。現在、東洋大学教授。主な著書に、『「日本」の起源』(2017、水声社)、『倭人伝断片』(2017、思潮社)、『惑星のハウスダスト』(2018、水声社)、『エリュアールの自動記述』(2018、水声社)などがある。
保坂和志(ホサカカズシ hosakakazushi)
1956年、山梨県に生まれる。小説家。早稲田大学政経学部卒業。1990年『プレーンソング』でデビュー。1993年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、1995年『この人の閾(いき)』で芥川賞、1997年『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞、2018年『ハレルヤ』所収の「こことよそ」で川端康成文学賞を受賞。主な著書に、『生きる歓び』『カンバセイション・ピース』『書きあぐねている人のための小説入門』『小説の自由』『小説の誕生』ほか。
タイトルヨミ
カナ:デスカラ
ローマ字:desukara

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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