近刊検索 デルタ

2024年4月14日発売

コトニ社

出版社名ヨミ:コトニシャ

[決定版]四つのエコロジー

フェリックス・ガタリの思考
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
現代のエコシステム(環境系)は、もはや自然と文化を切り離したままでは考えることができない!

思考の前線とストリートを軽やかに行き来してきた「思想の不良」による22世紀へのマスターピース。

著者は、自身の経験や見聞をふまえたたとえや分かりやすい言葉で、ガタリの思考にわけ入り、自然、社会、精神、情報の四つの「環境(エコロジー)」から22世紀へ向けた生態の哲学を読みとく。
また、本書は「正しい」左翼や、まともな学究のどちらとも違う視角からガタリを読みといた、ガタリ最良の入門書でもある。
目次
[増補決定版]まえがき

はじめに 『みどりの仮面』とエコロジー
序章 なぜエコロジーか? ガタリとは誰だったか?

第一章 自然を再考する
 第一節 仕組みとしての自然
 第二節 アンビエンスとしての主体感
 第三節 機械状アニミズムと反自然の融即

第二章 エコソフィーとカオソフィー
 第一節 分子革命からエコソフィーへ
 第二節 カオスとカオスモーズ
 第三節 潜在性と記号

第三章 分裂生成の宇宙
 第一節 美的なものと地図作成法
 第二節 DSM-V、あるいは発達原理の彼方に
 第三節 リトルネロと音楽のエコロジー

終章 ブラジルと日本を横切って……〈全=世界〉リゾームへ

あとがき
著者略歴
上野 俊哉(ウエノ トシヤ ueno toshiya)
1962年生まれ。批評家、和光大学教授。専攻は、社会思想史、文化研究、メディア論。主な著書に、『増補版 アーバン・トライバル・スタディーズ』(月曜社、2017年)、『四つのエコロジー:フェリックス・ガタリの思考』(河出書房新社、2016)、『荒野のおおかみ:押井守論』(青弓社、2016年)、『思想の不良たち:1950年代 もう一つの精神史』(岩波書店、2013)、『思想家の自伝を読む』(平凡社新書、2010年)など。
タイトルヨミ
カナ:ケッテイバン ヨッツノエコロジー
ローマ字:ketteiban yottsunoekorojii

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。