近刊検索 デルタ

2022年12月9日発売

クオン

出版社名ヨミ:クオン

新編 鴉の死

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内容紹介
済州島四・三事件を通じて、歴史と人間の真実に迫る。
金石範文学の原点と言える、初期代表作を集成。

一九四八年八月の大韓民国成立、南北分断以降の済州島を舞台に、四・三事件という動乱の渦中を生きる民衆を描いた短編三部作「看守朴書房」「鴉の死」「観徳亭」、そして〈語り〉の文学の傑作「万徳幽霊奇譚」を収録。

巻末には『火山島』韓国語版訳者・金煥基氏との対話、および詳細年譜も収録。
目次
看守朴書房
鴉の死
観徳亭
万徳幽霊奇譚
対談 ディアスポラ的想像力、金石範と『火山島』
著者略歴
金石範(キム ソクポム kimu sokupomu)
著者:金石範 1925 年、済州島出身の両親のもと大阪市で生まれる。 長い間韓国現代史上のタブーとされてきた済州島四・三事件をテーマにした小説などを執筆。 代表作に「鴉の死」(本書所収)、『火山島』全7巻(大佛次郎賞・毎日芸術賞受賞)、『死者は地上に』、『過去からの行進』、『海の底から』、『満月の下の赤い海』など。 2022年に最新作「夢の沈んだ底の『火山島』」を『世界』11月号で発表した。
タイトルヨミ
カナ:シンペン カラスノ シ
ローマ字:shinpen karasuno shi

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