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2022年4月5日発売

アノック

『看護覚え書』に学ぶ生活科学ワークノート

健康の法則を自己の日常生活を通してつかみ、活かす
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内容紹介
「看護」を学ぶ前に「生活」を体系的に学ぶ――。
小河一敏さんが宮崎県立看護大学で開講する普遍科目(一般教養科目)は、F.ナイチンゲールの『看護覚え書』を読み進めながら、自分自身の生活をより健康的なものへとつくりかえていくというユニークな内容です。
その授業の中身を、学生用の「ワークノート」と教員用の「ガイドブック」に収めました。
学生の生活が劇的に変わっていくのはもちろんのこと、難しいとされる『看護覚え書』から法則性を読みとり、自分の生活に応用し、心身の変化を自ら感じとる。体験した事実と法則性とのつながりを頭の中に構築するという、すべての学び方に共通する基本をしっかりと身につけることができます。
教員用の「『看護覚え書』に学ぶ生活科学ガイドブック」を利用することで「生活科学」の授業を導入できます。
目次
はじめに

Part 1 生活科学とは9
1.生活科学とは? 生活とは?……【16赤ん坊の世話】ほか

Part 2 健康の法則を自己の日常生活を通してつかみ、活かす
2.学びの成果を日常生活にどう活かす? ……【1換気と保温】
3.住居とは何か? 住居の健康とは何か?…… 【2住居の健康】
4.清潔の意味とその実現…… 【10部屋と壁の清潔】【11からだの清潔】
5.昼間と夜間の生理構造Ⅰ…… 【8ベッドと寝具類】【9陽光】
6.生活のリズムを整える:ライフサイクル ……【15ロンドンの子供たち】【5変化】
7.昼間と夜間の生理構造Ⅱ…… 【6食事】【7食物の選択】

Part3 「 生命の法則:生体と環境との統一」を軸に「健康の法則=看護の法則」を系統立てる
8.『看護覚え書』総括Ⅰ 生活過程とは? 生活過程を整えるとは?
9.『看護覚え書』総括Ⅱ ナイチンゲールの説く「生命の法則」とは?
10.生活の体系像を創るⅠ 構造:柱を打ち立てる
11.生活の体系像を創るⅡ 構造:骨組みをつくる

Part4 生活科学修了へ:未来の看護の礎として
12.生活の体系像を深めていくⅠ 総括テーマを定める
13.生活の体系像を深めていくⅡ 学びを深めまとめていく
14.生活の体系像を深めていくⅢ 発表を通して学びを共有し総括する
15.総括  健康な生活とは?

おわりに
著者略歴
小河 一敏(オゴウ カズトシ ogou kazutoshi)
宮崎県立看護大学准教授(普遍分野「自然界と看護」)。 大阪大学理学博士(物性物理学)。京都大学原子炉実験所COE研究員を経て、宮崎県立看護大学開学の1997年に看護の基礎となる自然観を学生に伝えるために着任。学生の看護実習に自ら参加して看護とは何かを知ることに努め、F. ナイチンゲールの『看護覚え書』と深く出会うことを通じて、同書を自身の健康的な生活や看護実践に役立てていくための自然科学教育ならびに生活科学教育を構築した。2019年看護学生が推薦する「看護ハナマル先生」(日本看護学教育学会)に選ばれる。
タイトルヨミ
カナ:カンゴオボエガキニマナブ セイカツカガクワークノート
ローマ字:kangooboegakinimanabu seikatsukagakuwaakunooto

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