近刊検索 デルタ

2023年12月15日発売

集英社

出版社名ヨミ:シュウエイシャ

一神教と帝国

集英社新書
集英社新書
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
オスマン帝国の終焉から100年日本は「帝国」の智慧に学べ紛争と閉塞を生む「国民国家」の限界を超えるために第1次世界大戦後、西欧列強が「国民国家」を前提とし中東に引いた国境線。それが今なお凄惨な戦争の原因になっている。そのシステムの限界は明白だ。トルコ共和国建国から100年。それはオスマン帝国崩壊100年を意味する。以来、世俗主義を国是とし、EU入りをめざしたトルコ。だが、エルドアン政権のもと、穏健なイスラーム主義へと回帰し、近隣国の紛争・難民など国境を超える難局に対処してきた。ウクライナ戦争での仲介外交、金融制裁で経済危機に直面しても折れない、したたかな「帝国再生」から日本が学ぶべきこととは? 政治、宗教からサブカルチャーまで。ひろびろとした今後の日本の道筋を構想する。◆目次◆プロローグ 「帝国」をめぐる、新しい物語を探して 内田樹第1章 現代トルコの戦国時代的智慧に学ぶ第2章 国民国家を超えたオスマン的文化戦略を考える第3章 東洋に通じるスーフィズムの精神的土壌第4章 多極化する世界でイスラームを見つめ直す第5章 イスラームのリーダーとしてトルコがめざすもの第6章 日本再生のために今からできることエピローグ I トルコに学ぶ新しい帝国日本の転生 中田考エピローグ II 明日もアニメの話がしたい 山本直輝◆著者略歴◆内田樹(うちだ たつる)1950年東京都生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)等多数。中田考(なかた こう)1960年岡山県生まれ。イスラーム学者。イブン・ハルドゥーン大学客員教授。著書に『イスラームのロジック』(講談社)他。山本直輝(やまもと なおき)1989年岡山県生まれ。トルコ国立マルマラ大学大学院トルコ学研究科助教。著書に『スーフィズムとは何か』(集英社新書)等。
著者略歴
内田 樹(ウチダ タツル uchida tatsuru)
中田 考(ナカタ コウ nakata kou)
山本 直輝(ヤマモト ナオキ yamamoto naoki)
タイトルヨミ
カナ:イッシンキョウトテイコク
ローマ字:isshinkyoutoteikoku

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
ザ・殺人術
人の殺し方を本にしていいのか

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。