近刊検索 デルタ

2023年8月1日発売

ありな書房

出版社名ヨミ:アリナショボウ

オリエントへの旅 建築と美術と文学と

建築と美術と文学と
マリオ・プラーツ 碩学の旅
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内容紹介
プラーツが生涯考察し続けた新古典主義とロマン主義は、ヨーロッパが「オリエント」を改めて発見した時代の産物であった。したがって、ロマン主義者の作家や画家たちがそこでなにを見て、なにを感じたのかを解き明かそうとするならばおそらく、ほかのどこよりもオリエントに心を惹かれたのは必然である。プラーツはまず、一九二〇年代にアラビア文化の色濃く残るイベリア半島を巡り、一九三一年にはギリシアを旅し、それぞれの風景や建築をつぶさに見ている。そののち、第二次世界大戦の破壊と戦後の混乱を経て、西欧の支配から独立してまもないオリエントの国々に赴いた。プラーツは紛れもない「旅する人」であった。あたかも時を遡るかのように、レヴァント地方とエジプトの各地を巡り、建築と美術と文学の迷宮に自らやわらかく陥入し、時空を超えたテクストと記憶の織りなす、人類文化の始原へとわれわれを誘う。珠玉のエッセイ集!
目次
プロローグ ロマン主義者たちのオリエント  新保淳乃
オリエントへの旅  金山弘昌
パルミラ  金山弘昌
バールベック巡礼  金山弘昌
騎士の城  金山弘昌
ダマスカス  新保淳乃
一九世紀のレヴァント  新保淳乃
エジプトの空  新保淳乃
カイロのモスク  伊藤博明
刺青を入れた神殿  伊藤博明
偉大な者たちと卑小な者たちの痕跡  伊藤博明
ピラミッドの内と外  伊藤博明
エピローグ オリエントのマリオ・プラーツ  新保淳乃

人名・作品名 索引
著者略歴
マリオ・プラーツ(マリオ プラーツ mario puraatsu)
イタリア文学とイタリア美術の卓越した碩学
伊藤 博明( )
専修大学文学部教授/イタリア思想史
金山 弘昌( )
慶應義塾大学文学部教授/イタリア美術史
新保 淳乃( )
武蔵大学文学部講師/イタリア美術史
石井朗( )
表象芸術論
タイトルヨミ
カナ:オリエントヘノタビ
ローマ字:orientohenotabi

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