近刊検索 デルタ

2024年1月29日発売

学芸出版社

出版社名ヨミ:ガクゲイシュッパンシャ

トイレからはじめる防災ハンドブック 自宅でも避難所でも困らないための知識

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内容紹介
4人家族なら備蓄しておきたいペーパーの数は?断水していても○○があれば便器が使える!?避難所のトイレを清潔に保つアイテムとは?災害への備えで後回しにされがちな「トイレ」。でも実は、トイレから防災を考えてみると、災害への正しい備えが見えてきます。災害とトイレについての基本知識から、家庭や職場でいますぐ実践したい備え、マンションなどの集合住宅や地域で協力したい対応のポイント、避難所での時間をなるべく快適に保つための工夫などについて、トイレ研究の第一人者がわかりやすく解説。家庭や職場で備えたい方から、地域の防災リーダーや行政の防災担当者まで、ふだんのトイレ時間に1冊必携のハンドブックです。
目次
【Introduction】災害とトイレの基礎知識
1 発災から3時間以内に38.5%の人がトイレに行く
2 避難所の施設・設備に関する問題で最も多いのは74.7%でトイレ
3 水道の仮復旧までは約1か月間かかる
4 仮設トイレが3日以内に行き渡った自治体は34%
5 災害時にはトイレが大小便で満杯になる
6 安心できないトイレは「我慢」を引き起こす
7 トイレの我慢はエコノミークラス症候群による関連死につながる
8 不衛生なトイレは感染症の温床になる
【Part 1】今すぐ実践!災害が起きる前の備え
9 トイレ個室内の棚に重いものと硬いものは置かない
10 「人数×回数×日数」で携帯トイレを常備する
11 排便日誌と排尿日誌をつけて自分に必要な備えを知る
12 トイレットペーパーの使用量を把握する
13 手洗いでは石けんの種類よりも洗浄時間を意識する
14 拭き取り効果を軽んじてはいけない
15 トイレの照明はランタンタイプが効果的
16 避難所に備わっているトイレを把握しておく
17 アルコール消毒は指の間からしたたるくらい必要
18 口腔ケアと排泄ケアはつながっている
19 給水と排水の両方が機能しないと水洗トイレは使えない
20 便器の洗浄水量を把握する
21 便器に溜まっている水は悪臭と虫を防ぐ
22 建物の主な給水方式は4タイプ
23 建築基準法で位置付けられているトイレは3タイプ
24 排水設備は建物から下水道までの間が破損しやすい
25 受水槽の非常用給水栓を調べる
26 給排水設備の維持管理業者を把握しておく
27 建物の主要な点検か所を把握しておく
28 便器内に溜まっている水の跳ねだしは汚水逆流の兆候
29 トラブルの有無を把握するためには平時の汚水マスの確認が必要
30 汚水槽がある場合は貯留容量を確認する
31 浄化槽の自己点検4つのポイント
32 災害時のトイレ対策は行政の多部署にまたがる
33 トイレ衛生を確保するには司令塔が必要
34 災害用トイレへの要望で最も多いのは高齢者・障害者の使いやすさ
35 災害用トイレは時間経過に応じて組み合わせる
36 災害用トイレの必要数は、し尿発生量を考慮する
37 携帯トイレには凝固剤タイプと吸収シートタイプがある
38 簡易トイレは貯留タイプとパックタイプがある
39 仮設トイレには組立・ボックス・コンテナ・トレーラーの4タイプがある
40 処理装置を備えた循環式トイレの仕組み
41 災害時はトイレ確保・管理計画が不可欠
42 公共下水道はマンホールの状態を確認する
43 マンホールトイレには下水道接続と便槽貯留の2タイプがある
44 下水道に接続するマンホールトイレは、3つに分類できる
45 マンホールトイレは段差がなく衛生的
46 運動会でマンホールトイレを活用する
47 公共マスは下水道の公共管理と個人管理の接点
【Part 2】こんな時には?災害発生時のトイレ対応
48 災害発生直後は真っ先に携帯トイレを取りつける
49 使用済み携帯トイレは蓋つきの入れ物で保管する
50 停電時は散水栓から水を確保する
51 断水時にバケツで水を流す方法
52 断水時は「高置水槽」の水を活用できる
53 集合住宅では上下階で連携してトイレトラブルを回避する
54 洗浄タンクに水を入れるとトラブルの原因になる
55 設備点検には4つのステップがある
56 機能点検は、トラブルの早期検知が肝である
57 暫定使用ステップは継続的観察が必要
58 復旧確認は専門業者に任せる
59 し尿処理場の被災に備え、受け入れ先とルート選定が必要
60 下水道が被災した場合は使用自粛が必要
61 トイレは9箇所に注意して清掃する
62 トイレでは袖をまくる
63 トイレの運営管理は男女共同で実施する
64 在宅避難者の43.8%が避難所や公園のトイレを利用する
65 水害時はトイレの近くに大きなごみ箱が必要
66 携帯トイレの使い方は平時に周知することが肝心
67 トイレの必要数は50人に1個室
68 屋内のトイレ不足は簡易トイレで解消する
69 仮設トイレは「快適トイレ」を優先する
70 仮設トイレは目立つ場所に設置する
71 仮設トイレの使用済みペーパーを分別する
72 街中に配備する仮設トイレの運用はプロに任せる
73 マンホールトイレの利点は迅速な立ち上げとバリアフリー
74 屋外トイレは照明が重要
75 スフィアに記述されているトイレの最低基準
76 トイレ環境を整える上で意見を聞くことは欠かせない
77 声掛けでトイレ我慢を予防する
78 トイレの使い方をビジュアルで伝える
79 車いす使用者が移動できる動線が必要
80 視覚障害者へのトイレ支援
81 聴覚障害者
82 オストメイト
83 犯罪抑止のための配置と取り組み
84 乳幼児のおむつ交換ができる場所を設ける
著者略歴
加藤 篤(カトウ アツシ katou atsushi)
タイトルヨミ
カナ:トイレカラハジメルボウサイハンドブック ジタクデモヒナンジョデモコマラナイタメノチシキ
ローマ字:toirekarahajimerubousaihandobukku jitakudemohinanjodemokomaranaitamenochishiki

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