ほか
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定価:2,530円(2,300円+税)
判型:B5
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内容紹介
本書は、英国における保育の質と子どもの発達に関する縦断研究を踏まえて開発された、保育プロセスの質評価のための尺度である。日々の保育者と子どもたちとのやりとりを、質的に、きめ細やかに捉えようとする内容であり、保育の現場で活用できるよう工夫されている。
目次
はじめに(秋田喜代美・淀川裕美)
謝辞
序文(キャシー・シルヴァ)
SSTEW(「ともに考え、深めつづけること」と「情緒的な安定・安心」)スケールのご紹介
SSTEWスケールの作成経緯
SSTEWスケールの内容
【はじめにこちらをお読みください】
SSTEWスケールを使用する前の準備
・はじめる前のガイド【重要】
・判断のポイント
・ポジティブな行動・応答・かかわりについての判断
・ネガティブな行動・応答・かかわりについての判断
・観察の手順
・評定の手順
・SSTEWスケールのスコアシート・プロフィール・信頼性確認シート
【サブスケール1】信頼、自信、自立の構築
・項目1 自己制御と社会的発達
・項目2 子どもの選択と自立した遊びの支援
・項目3 小グループ・個別のかかわり、保育者の位置取り
【サブスケール2】社会的、情緒的な安定・安心
・項目4 社会情緒的な安定・安心
【サブスケール3】言葉・コミュニケーションを支え、広げる
・項目5 子ども同士の会話を支えること
・項目6 保護者が子どもの声を聴くこと、子どもが他者の言葉を聴くように支えること
・項目7 子どもの言葉の使用を保育者が支えること
・項目8 迅速で適切な応答
【サブスケール4】学びと批判的思考を支える
・項目9 好奇心と問題解決の支援
・項目10 お話・本・歌・言葉遊びを通した「ともに考え、深めつづけること」
・項目11 調べること・探究を通した「ともに考え、深めつづけること」
・項目12 概念発達と高次の思考の支援
【サブスケール5】学び・言葉の発達を評価する
・項目13 学びと批判的思考を支え、広げるための評価の活用
・項目14 言葉の発達に関する評価
スコアシート(事前記入用)
スコアシート(観察直後記入用)
プロフィール(複数回の観察・共同観察用)
子どもの発達について――SSTEWスケールとの関連から
評価者間の信頼性確認シート(共同観察用)
参考文献
【解説】
・代表的な保育の質評価スケールの紹介と整理(淀川裕美・秋田喜代美)
・保育の質的尺度ECERS-Rとの関係および日本での『保育環境評価スケール』実践からの示唆(埋橋玲子)
・日本の保育実践の質のさらなる向上への示唆(秋田喜代美)
あとがき(秋田喜代美)
謝辞
序文(キャシー・シルヴァ)
SSTEW(「ともに考え、深めつづけること」と「情緒的な安定・安心」)スケールのご紹介
SSTEWスケールの作成経緯
SSTEWスケールの内容
【はじめにこちらをお読みください】
SSTEWスケールを使用する前の準備
・はじめる前のガイド【重要】
・判断のポイント
・ポジティブな行動・応答・かかわりについての判断
・ネガティブな行動・応答・かかわりについての判断
・観察の手順
・評定の手順
・SSTEWスケールのスコアシート・プロフィール・信頼性確認シート
【サブスケール1】信頼、自信、自立の構築
・項目1 自己制御と社会的発達
・項目2 子どもの選択と自立した遊びの支援
・項目3 小グループ・個別のかかわり、保育者の位置取り
【サブスケール2】社会的、情緒的な安定・安心
・項目4 社会情緒的な安定・安心
【サブスケール3】言葉・コミュニケーションを支え、広げる
・項目5 子ども同士の会話を支えること
・項目6 保護者が子どもの声を聴くこと、子どもが他者の言葉を聴くように支えること
・項目7 子どもの言葉の使用を保育者が支えること
・項目8 迅速で適切な応答
【サブスケール4】学びと批判的思考を支える
・項目9 好奇心と問題解決の支援
・項目10 お話・本・歌・言葉遊びを通した「ともに考え、深めつづけること」
・項目11 調べること・探究を通した「ともに考え、深めつづけること」
・項目12 概念発達と高次の思考の支援
【サブスケール5】学び・言葉の発達を評価する
・項目13 学びと批判的思考を支え、広げるための評価の活用
・項目14 言葉の発達に関する評価
スコアシート(事前記入用)
スコアシート(観察直後記入用)
プロフィール(複数回の観察・共同観察用)
子どもの発達について――SSTEWスケールとの関連から
評価者間の信頼性確認シート(共同観察用)
参考文献
【解説】
・代表的な保育の質評価スケールの紹介と整理(淀川裕美・秋田喜代美)
・保育の質的尺度ECERS-Rとの関係および日本での『保育環境評価スケール』実践からの示唆(埋橋玲子)
・日本の保育実践の質のさらなる向上への示唆(秋田喜代美)
あとがき(秋田喜代美)
著者略歴
イラム・シラージ(イラム シラージ iramu shiraaji)
ロンドン大学教育学専門大学院教授、ウーロンゴン大学客員教授。EPPE(就学前教育の効果的な実践)縦断調査、REPEY(効果的な幼児教育法調査)を共同で実施、はじめて‘Sustainable Shared Thinking’の概念を提唱。ECERS-Eの共同執筆者。保育の質、教育実践法、カリキュラムに関する著作多数。
デニス・キングストン(デニス キングストン denisu kingusuton)
ブライトン大学上級講師、ロンドン大学教育学専門大学院主任研究員。教育心理士、教師、学校心理士、統合(インクルージョン)教育の助言教師、Portage(家庭訪問教育サービス)のスーパバイザーと訪問員。保育環境評価スケールの研修の広範囲にわたる経験がある。
エドワード・メルウィッシュ(エドワード メルウィッシュ edowaado meruwisshu)
オックスフォード大学教授、ロンドン大学バーべック校教授、ウーロンゴン大学客員教授。シュアスタート、EPPE(就学前教育の効果的な実践)縦断調査を共同で実施。現在、SEED(乳幼児教育と発達の調査)プロジェクトを進行中。彼の研究は、イギリスはじめ複数の国の、子ども福祉、乳幼児教育、子どもの貧困、保護者支援の政策に影響を与えている。
秋田 喜代美(アキタ キヨミ akita kiyomi)
東京大学大学院教育学研究科教授。同附属発達保育実践政策学センターセンター長。博士(教育学)。専門は保育学、教育心理学、授業研究。長年園内研修にかかわり、保育の質の向上や保育者の専門性・実践知に関する研究を行っている。日本保育学会会長(2009年5月~2016年5月)、OECD ECECネットワークビューローメンバー(2012年~現在)。近著に『保育の温もり』(ひかりのくに、2014年)、『あらゆる学問は保育につながる』(分担執筆、東京大学出版会、2016年)。
淀川 裕美(ヨドガワ ユミ yodogawa yumi)
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター特任助教。博士(教育学)。専門は保育学。著書に『保育所2歳児クラスにおける集団での対話のあり方の変化』(風間書房、2015年)。近著に『あらゆる学問は保育につながる』(分担執筆、東京大学出版会、2016年)。
タイトルヨミ
カナ:ホイクプロセスノシツヒョウカスケール
ローマ字:hoikupurosesunoshitsuhyoukasukeeru
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