近刊検索 デルタ

2024年1月24日発売

講談社

出版社名ヨミ:コウダンシャ

きらん風月

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内容紹介
筆という卵が生み出すのは、武者か美女か、それとも鬼か。東海一の文化人と、松平定信の交流が心を揺さぶる。──直木賞受賞第一作!かつては寛政の改革を老中として推し進めた松平定信は、60を過ぎて地元・白河藩の座からも引退した。いまは「風月翁」とも「楽翁」とも名乗って旅の途次にある。その定信が東海道は日坂宿の煙草屋で出会ったのが栗丈亭鬼卵。東海道の名士や文化人を伝える『東海道人物誌』や尼子十勇士の物語『勇婦全伝絵本更科草子』を著した文化人だ。片や規律正しい社会をめざした定信に対し、鬼卵は大坂と江戸の橋渡し役となる自由人であり続けようとした。鬼卵が店先で始めた昔語りは、やがて定信の半生をも照らし出し、大きな決意を促すのだった……。
著者略歴
永井 紗耶子(ナガイ サヤコ nagai sayako)
タイトルヨミ
カナ:キランフウゲツ
ローマ字:kiranfuugetsu

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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