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定価:7,150円(6,500円+税)
判型:A5
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内容紹介
〈幻妖の作家〉であり国学者でもあった上田秋成の全体像を掘り起こし,近世文学史上に位置づけなおす画期的な論考.出自にかかわる伝記を一新するとともに,草稿や自筆本・異本の校勘にもとづき,『春雨物語』底本を物語の生成論から確定する.
目次
秋成の実母とその周辺
末吉家蔵秋成関係資料
秋成の筆名
秋成浮世草子のゴシップ性——和訳太郎論
秋成浮世草子と浦島伝承
秋成浮世草子と狐詐欺談
『雨月物語』『春雨物語』と『英草紙』——主題の継承について
『雨月物語』における作者・書肆・絵師・読者
男性文学としての『雨月物語』
『雨月物語』の男と女の「性」
『春雨物語』の自筆本と転写本
『春雨草紙』の位置
『春雨草紙』の「目ひとつの神」
『春雨物語』と和歌——「宮木が塚」「歌のほまれ」を中心に
『春雨物語』における歴史・虚構・命禄——『鴛央行』と「歌のほまれ」
秋成の俳歴——漁焉時代を中心に
秋成の和文——『藤簍冊子』を例に
秋成の「命禄」——『論衡』の影響について
秋成と天皇
末吉家蔵秋成関係資料
秋成の筆名
秋成浮世草子のゴシップ性——和訳太郎論
秋成浮世草子と浦島伝承
秋成浮世草子と狐詐欺談
『雨月物語』『春雨物語』と『英草紙』——主題の継承について
『雨月物語』における作者・書肆・絵師・読者
男性文学としての『雨月物語』
『雨月物語』の男と女の「性」
『春雨物語』の自筆本と転写本
『春雨草紙』の位置
『春雨草紙』の「目ひとつの神」
『春雨物語』と和歌——「宮木が塚」「歌のほまれ」を中心に
『春雨物語』における歴史・虚構・命禄——『鴛央行』と「歌のほまれ」
秋成の俳歴——漁焉時代を中心に
秋成の和文——『藤簍冊子』を例に
秋成の「命禄」——『論衡』の影響について
秋成と天皇
著者略歴
長島 弘明(ナガシマ ヒロアキ nagashima hiroaki)
タイトルヨミ
カナ:アキナリケンキュウ
ローマ字:akinarikenkyuu
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