ノーベル賞を逃したのは……
2021年のノーベル文学賞はタンザニア出身のAbdulrazak Gurnahが受賞した。しかし、アフリカには「アフリカのトルストイ」とまで呼ばれ、「ノーベル賞に近い」と言われ続けている文学者がいる。グギ・ワ・ジオンゴだ。
東アフリカ初の英語で書く作家として
1938年、ケニアの貧しい農家に生まれたグギは、大学在学中に創作を始め、『泣くな、わが子よ』で世界黒人芸術祭最優秀作品賞を受賞する。東アフリカ初の英語で書く作家としてのグギの将来は明るく開けたもののはずだった。
アフリカの民族語で書く作家として
英国留学を経て故国の教壇に立ち、さらに米国への招聘を経て再び故国の教壇に戻ったグギは、当時の政府指導者らによって反体制的として職を奪われ拘禁される。それを機にグギは「アフリカ人はアフリカ諸国でひとつにならなければならない」としてアフリカの民族語で書く作家に転身した。
本書は、独立直前のケニアの社会的混乱のなかで、魂の成長をとげる作者の自伝的小説である。今こそ、グギを。
ケニア人のグギは、東アフリカ初の英語で書く作家として出発したが、「アフリカ人はアフリカ諸国でひとつにならなければならない」としてアフリカの民族語で書く作家に転身。何度も、ノーベル賞候補になった。独立直前のケニアの社会的混乱のなかで、魂の成長をとげる作者の自伝的小説。
ISBN978-4-8074-9414-9
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