近刊検索 デルタ

2024年1月9日発売

東京大学出版会

出版社名ヨミ:トウキョウダイガクシュッパンカイ

柳宗悦の視線革命

もう一つの日本近代美術史と民芸の創造
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内容紹介
博覧強記の巨人・柳宗悦。その活動はそのまま、近代日本が強いられた、知的かつ美的な苦闘の縮図である。「全球的時代状況との同時的感応」という世界的な知と美の変動の中を疾走した柳の軌跡を通し、もう一つの日本近代美術史の可能性の中心と民芸の創造のダイナミズムを描く。
目次
序 民芸の創造――もう一つの近代美術史のために
第一章 脱亜入欧のロダン――近代日本の美術言説を決定した雑誌「白樺」の熱狂
第二章 革命の画家――日本最初期のモダニズム讃美者としての柳宗悦
第三章 リーチと天心のロンドン――「白樺」の「文学的」な美術言説の原風景
第四章 西田哲学と大拙禅と柳のセザンヌ――近代美術批評の原風景としての『善の研究』
第五章 「白樺」と「劇団民藝」のゴッホ――「呪われた画家」が日本で「炎の人」になった理由
第六章 柳と啄木、それぞれの大逆事件――知識人の沈黙と「悲しき玩具」としての芸術
第七章 マティスと民芸、白樺派の文人趣味――貴族趣味としての清貧礼讃と反技巧主義
第八章 白樺美術展から日本民芸館へ――展示を「創作」とした柳の先駆的キュレーション
第九章 ブレイクと民芸の直観――ウルフのヴィジョン、ジョイスのエピファニー
第十章 純粋経験のアリア――声楽家柳兼子と美学者柳宗悦の誕生
第十一章 ゴーギャンのタヒチ、柳の朝鮮――アナキスト・プリンスのオリエンタリズム
第十二章 李朝白磁のオード――柳のキーツと郡虎彦のプルースト
終章 平常美これ道なり――柳とリーチの民芸
著者略歴
西岡 文彦(ニシオカ フミヒコ nishioka fumihiko)
多摩美術大学名誉教授・版画家 1952年生まれ。柳宗悦門下の版画家森義利に入門、徒弟制にて民芸手法の型絵染を修得、現代版画手法としての合羽刷として確立。日本版画協会展、国展で受賞(1977・78)、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ五十周年展(2006)に招待出品。作品が雑誌「遊」(工作舎)に起用されたことを機に編集・デザインに活動の幅を拡げ、ジャパネスクというコンセプトを提唱。1992年国連地球サミット関連出版にロバート・ラウシェンバーグらと参画、2005年愛知万博企画委員。著書『絵画の読み方』(JICC)、『二時間のモナ・リザ』(河出書房新社)等で、今日の名画解読型の美術コンテンツの先鞭をつけ、「日曜美術館」等、美術番組の監修を多く手がける。著書多数、全集「名画への旅」、「アート・ジャパネスク」(共に講談社)を企画、共著にシリーズ「公共哲学」(東京大学出版会)がある。
タイトルヨミ
カナ:ヤナギムネヨシノシセンカクメイ
ローマ字:yanagimuneyoshinoshisenkakumei

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