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2013年4月26日発売

音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番 op.110 批判校訂版

分析・演奏・文献
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内容紹介
本書は、シェンカーによるベートーヴェンの後期のピアノ・ソナタ第31番 op.110の批判校訂版、作品理解のための詳細な手引き等からなる。

同校訂版は、当時それまでに刊行されていた校訂版と異なり、作曲者と直接かかわりのある資料を参照しつつ、随所で的確な判断を下している。しかも、作曲者の指示と校訂者の解釈が楽譜上で明確に区別されている点で、ビューローやリーマンの実用版とは大きく袂を分かつ。

手引きは、作品の構造に関する注釈や具体的な演奏指南、他の版への批判を含む。判断の根拠や思考の過程を示しながら展開される作品分析は、目前でシェンカーの講義を受けているような印象を読む者に与える。研究者はもちろん、演奏家にとって裨益するところ大と言えよう。

目次
推薦のことば

日本語版のための凡例

シェンカーの用語集

楽譜資料



SONATE Op.110〔シェンカー批判校訂版〕

  第1楽章

  第2楽章

  第3楽章

  シェンカー批判校訂版に関する訳者による注





手引きへの序言

手引き

  第1楽章

  第2楽章

  第3楽章

文献



シェンカーの略歴

シェンカーの著作一覧

解題

訳者あとがき

著者略歴
ハインリヒ シェンカー(ハインリヒ シェンカー hainrihi shenkaa)
オーストリアの音楽理論家(1868-1935)。彼の理論は、その弟子たちによってアメリカに広まり、「シェンカー風分析」として今日なお大きな影響力を有している。『ベートーヴェンの第9交響曲』(音楽之友社既刊)の分析には、指揮者のフルトヴェングラーが感銘を受けている。そのほかのおもな著者に『和声学』『対位法』『自由作法』『ベートーヴェンの第5交響曲の分析』などがある。
山田 三香(ヤマダ ミカ yamada mika)
トロッシンゲン国立大学ソリスト・コース卒。ドイツ在住のピアニスト。
西田 紘子(ニシダ ヒロコ nishida hiroko)
東京藝術大学大学院博士後期課程修了。博士(音楽学)。九州大学芸術工学研究院助教。
沼口 隆(ヌマグチ タカシ numaguchi takashi)
東京藝術大学大学院博士後期課程単位取得退学。ドルトムント大学博士課程修了。博士(音楽学)。国立音楽大学准教授。
タイトルヨミ
カナ:ベートーヴェンノピアノソナタダイサンジュウイチバンオーパスヒャクジュウヒハンコウテイバン
ローマ字:beetoovennopianosonatadaisanjuuichibanoopasuhyakujuuhihankouteiban

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