近刊検索 デルタ

2023年7月13日発売

株式会社音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

アクティブに楽しく学ぶ世界の音楽

組み合わせて使える教材ユニット集
音楽指導ブック
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内容紹介
 「世界の音楽を授業で取り上げる」と言っても、そもそも世界の音楽について詳しく知っているわけではないし、子どもたちがどのように楽しんでくれるかもわからないし、そのために割く授業数も研究時間も予算もないし……そんなお悩みを抱えた学校で音楽を教える先生方にピッタリの、世界の音楽を授業で「すぐに」扱えるヒントが満載の教材ユニット集です。
 世界各地のさまざまな音楽について楽しみながら学習する方法を、指導案として示すのではなく、既存の授業に取り込むことのできる「ユニット」として提示しているのが特徴。具体的に教室で何をやったら世界横断的で普遍的な音楽の要素が学べるのか、実践のアイデアが詰まっています。とにもかくにも「ちょっとやってみようかな」と思えて、子どもたち自身が楽しく実践することで音楽の本質的要素が具体的に学べるようなアイデアが、きっと見つかります!
目次
はじめに
本書の構成
本書の使い方
カリキュラム・マップ

第1部 音楽をアクティブに学ぶ

1.音をよく聴く活動
1 ききなし――なんて聴こえるかな
2 音の高さを聴きくらべよう
3 音色を手がかりに楽器をつきとめよう
4 竹で音を出そう
5 耳をすまして日本の音階を聴き分けよう
6 《うさぎ》の音階を探そう

2.声・ことば・うたを中心とする活動
1 《ひらいたひらいた》で何の花がひらいたかな?
2 インドネシアの《おうむのうた》を歌おう
3 ジャワのわらべうたであそぼう
4 《かえるの合唱》のアイヌ風輪唱を楽しもう
5 インドのリズム周期にのってことばあそびをしよう
6 《ソーラン節》の旋律にのせてかけ合いうたを楽しもう
7 ブータンの仕事うたで身体の動きとのつながりを感じよう
8 3つのうたで「沖縄風」を楽しもう
9 朝鮮半島のリズムに合わせて《アリラン》を歌おう
10 手の動きとともに《レフアの雨よ、大地の香り》を歌おう
11 手の動きとともに《アロハ・オエ》を歌おう
コラム フラの手の動きのいろいろ

3.からだで拍やリズムを感じる活動
1 竹楽器「トンガトン」のリズムであそぼう
2 バンブーダンスで拍や拍子を感じよう
3 竹楽器「アンクルン」を演奏しよう
4 ベル・パターンであそぼう
5 楽器伴奏をつけてハワイ風《かえるの合唱》を歌おう
6 歌いながらカップスであそぼう
7 フラメンコのリズム「コンパス」を全身で感じよう

4.口唱歌を生かして合奏する活動
1 みんなでかけ声をかけながら太鼓をたたこう
2 2種類の祭囃子の太鼓を口唱歌でまねてみよう
3 冨士元囃子を口唱歌でアンサンブルしよう
4 口唱歌に合わせて四つ太鼓をたたこう
5 サンバのリズムにのって演奏しよう
6 朝鮮半島の「ノリ」で打楽器合奏しよう(サムルノリ)
7 西アフリカの太鼓アンサンブルに挑戦しよう

5.音楽をつくる活動
1 となえうたをつくって歌おう
2 えかきうたをつくってあそぼう
3 オリジナルじゃんけんをつくろう
4 《さくらさくら》に前奏をつけよう

6.教科を超える活動
1 数字譜で歌おう! つくろう!
2 なぜ鼻の息で演奏するんだろう
3 楽器を分解してリード楽器のしくみを知ろう
4 私の楽器をさがそう、つくろう


第2部 1つの音楽をアクティブに深める

7.ケチャ
1 ケチャではどうやって「チャッ」をつなげるの?
2 ケチャのしくみを知ろう
3 ケチャをみんなで楽しもう
4 シラブルを替えて自分たちのケチャをつくろう
5 本格的ケチャに挑戦しよう
6 ケチャをバリ・ガムラン風に変身させよう

8.長唄囃子
1 長唄囃子《セリの合方》の大鼓と小鼓の口唱歌を知ろう
2 大鼓と小鼓の口唱歌で長唄囃子《セリの合方》をやってみよう
3 大鼓と小鼓の口唱歌で長唄囃子風《茶つみ》を楽しもう

9.雅楽
1 雅楽《越天楽》の口唱歌を歌ってその特徴をつかもう
2 自分たちの雅楽《越天楽》をつくろう
3 自分たちのつくった雅楽《越天楽》を演奏しよう
4 雅楽《越天楽》の打ち物を演奏しよう

10.インドの古典音楽
1 インド古典音楽の特徴を感じとろう
2 自分たちのつくったラーガでインド風《かえるの合唱》を演奏しよう
3 インド風《かえるの合唱》で即興演奏に挑戦しよう

11.ジャワ・ガムラン音楽
1 ジャワ・ガムランの打楽器を知ろう
2 《ベンドロン》を聴いてジャワ・ガムランの音楽のしくみを知ろう
3 教室の楽器でガムラン曲《ベンドロン》を演奏してみよう
4 本格的な《ベンドロン》の演奏に挑戦しよう
5 自分たちのガムラン音楽をつくろう

ミニ楽器図鑑
参考文献・協力者一覧
おわりに
著者略歴
田中多佳子(タナカ タカコ tanaka takako)
1958年、富山市生まれ。東京学芸大学特別教科教員養成課程音楽科卒業、東京藝術大学大学院音楽研究科博士前期課程および後期課程修了。音楽学博士。東京藝術大学・慶応義塾大学・放送大学ほかの非常勤講師を経て、京都教育大学教授。博士前期課程在学中、インド政府給費留学生として2年間渡印。シタールの実技を学ぶと共に、インド各地で調査を行う。
大田 美郁(オオタ ミカ oota mika)
加藤 富美子(カトウ トミコ katou tomiko)
権藤 敦子(ゴンドウ アツコ gondou atsuko)
本多 佐保美(ホンダ サホミ honda sahomi)
タイトルヨミ
カナ:アクティブニタノシクマナブセカイノオンガク
ローマ字:akutibunitanoshikumanabusekainoongaku

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