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定価:2,310円(2,100円+税)
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内容紹介
三善晃の素晴らしい編曲が光るマスターピース。1995年の刊行以来愛され続けてきた、2台ピアノ版『唱歌の四季』をリニューアル。以前の刊行楽譜の形を踏襲し、一緒に使用できる作りだが、より使いやすいようにサイズ調整や小節番号の追加などを行った。オリジナルは、1979年に東京放送児童合唱団が初演した「童声合唱と2台ピアノのための」合唱編曲。その後、混声合唱版や男声合唱版も作られた。この2台ピアノ版は、『こんなときに――ピアノでえがくメルヘン』[フォンテック EFCD3201]収録のために1986年晩夏に改めて編曲され、田中瑤子、三善晃の両氏によって初演された。日本の風土の情景、自然を慈しむ四季。それらを無意識に求め合う「心の水脈」のなかに聞こえ続ける歌を、三善は2台のピアノに託している。
目次
朧月夜
茶摘
紅葉
雪
夕焼小焼
茶摘
紅葉
雪
夕焼小焼
著者略歴
三善 晃(ミヨシ アキラ miyoshi akira)
1933年東京生まれ。3歳の頃からピアノ、ソルフェージュ、作曲を学び、小学校に入った頃から平井康三郎に作曲とヴァイオリンを師事した。後には池内友次郎に師事。1951年東京大学文学部仏文科に入学。1953年第22回日本音楽コンクール作曲部門第1位、1954年第3回尾高賞、芸術選奨文部大臣賞を受賞し注目される。1955年パリ音楽院に留学、レイモン・ガロワ・モンブラン、アンリ・シャランに師事。アンリ・デュティーユの影響も受ける。1957年帰国、東京大学に復学し1960年に卒業。この頃から毎年のように大作を発表。とりわけ合唱と管弦楽という編成によって書かれた『レクィエム』、『詩篇』、『響紋』の三作品は反戦という大きなテーマを持つ代表曲である。サントリー音楽賞や日本芸術院賞、毎日芸術賞、有馬賞など受賞多数。東京藝術大学講師、桐朋学園大学学長、東京文化会館館長などを歴任。1999年12月芸術院会員となり、2001年11月文化功労者に選ばれる。2013年10月没。
タイトルヨミ
カナ:ショウカノシキ
ローマ字:shoukanoshiki
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