信長貴富
( )
定価:2,420円(2,200円+税)
判型:A4
書店在庫をチェック
内容紹介
混声合唱とヴァイオリン、ピアノという珍しい編成による全5曲の作品。2022年9月24日(住友生命いずみホール)Chœur Chêne(クール シェンヌ)第19回演奏会(指揮:上西一郎/ヴァイオリン:相原瞳/ピアノ:浦史子)にて委嘱初演された。委嘱団体がこれまで好んで演奏してきたドイツロマン派の合唱作品とつながるような作品を想定し、ヨーロッパの詩人(シェイクスピア、ゲーテ、ヴェルレーヌ)や、ロシアの詩人(プーシキン)による、抒情詩の邦訳テキストが選ばれ作曲された。独奏楽器であるヴァイオリンが混声合唱とピアノに豊かに絡み合い、充実した和声を伴いながら歌われる意欲作。信長氏だからこそ書くことの出来るこの編成によって、混声合唱の新しく魅惑のレパートリーが出来上がった。それぞれの曲がドラマチックかつ強いエネルギーを孕み、抜粋での演奏も期待できる。コンクールや演奏会などにて、ユニークでダイナミックな選曲として挑戦してほしい作品。
目次
Ⅰ.ソネット第100番
(シェイクスピア 詩/小田島雄志 訳詩)
Ⅱ.落葉(らくよう)
(ヴェルレーヌ 詩/上田敏 訳詩)
Ⅲ.小鳥
(プーシキン 詩/中山省三郎 訳詩)
Ⅳ.旅人の夜の歌
(ゲーテ 詩/生田春月 訳詩)
Ⅴ.ソネット第18番
(シェイクスピア 詩/小田島雄志 訳詩)
(シェイクスピア 詩/小田島雄志 訳詩)
Ⅱ.落葉(らくよう)
(ヴェルレーヌ 詩/上田敏 訳詩)
Ⅲ.小鳥
(プーシキン 詩/中山省三郎 訳詩)
Ⅳ.旅人の夜の歌
(ゲーテ 詩/生田春月 訳詩)
Ⅴ.ソネット第18番
(シェイクスピア 詩/小田島雄志 訳詩)
著者略歴
信長貴富(ノブナガ タカトミ nobunaga takatomi)
1994年上智大学文学部教育学科卒業。1994・95・99 年朝日作曲賞(合唱曲)、1998年奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位、2000年現音作曲新人賞入選(室内楽曲)、2001 年日本音楽コンクール作曲部門(室内楽曲)第2位などを受賞。多数の合唱曲のほかに、歌曲、器楽作品など多岐にわたる。「信長貴富歌曲集」「こどものためのピアノ曲集 スタートダッシュ」ほか出版多数。近年ではオーケストラや器楽アンサンブルを伴う合唱作品や、オペラなどの舞台作品も手がけている。主な作品に《新しい歌》(合唱)、《Fragments 〜特攻隊戦死者の手記による〜》(独唱/合唱)、《マリンバ協奏曲 混線するドルフィン・ソナー》、《オペラ 山と海猫》(加藤直台本)などがある。音楽之友社刊行の主な作品に「初心のうた」、「廃墟から」、「百年後 ―タゴールの三つの詩―」、「くちびるに歌を」、「Anthology」、「鉄道組曲」、「マリンバ協奏曲 混線するドルフィン・ソナー」などがある。
タイトルヨミ
カナ:オウシュウジョジョウシシュウ
ローマ字:oushuujojoushishuu
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
信長貴富 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。