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2019年9月18日発売

株式会社音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

女声合唱組曲 神様ありがとう

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内容紹介
「淀工グリー」(大阪府立淀川工科高等学校グリークラブ)委嘱の男声版への多くの反響に応えて編曲された女声合唱組曲版。「人数問わず歌える」というコンセプトのもと、あたたかく平明な言葉にどこか考えさせられる示唆が光る星野富弘の詩をテキストとする。合唱は二部が主体で、少人数でも取り組みやすい作品だが、多人数であれば相応の表現を生める芯の強さ、奥行をもち、中高生から大人の女声合唱団まで様々な世代が歌える作品である。全6曲はブルース調の曲や変拍子を用いたコミカルな曲など、詩によって音楽のスタイルも変化する。それぞれ2~4分と短めで、組み合わせ次第でさまざまなステージに対応できる。標題の「神様にありがとう」という一節を含む終曲『難転』は、若くして手足の自由を失った詩人の気づきが静かに語られている。丁寧に繊細に織りなされるハーモニー、時に控えめなほど誠実な音のふるまいが“ほんもののあたたかさ”を伝える。
著者略歴
星野 富弘(ホシノ トミヒロ hoshino tomihiro)
詩人・画家。群馬県勢多郡東村に生まれる。群馬大学教育学部体育科卒業。中学校の教諭になるがクラブ活動の指導中頸髄を損傷、手足の自由を失う。入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める。1979年、前橋で最初の作品展を開く。1981年から雑誌や新聞に詩画作品や、エッセイの連載をはじめ、1982年、高崎で「花の詩画展」開催以後、全国各地で大きな感動を呼ぶ。1991年、村立富弘美術館開館。ニューヨーク(97年)、ホノルル(00年)、サンフランシスコ、ロサンジェルス(01年)、ワルシャワ国立博物館(04年)で「花の詩画展」を開催。05年、(新)富弘美術館新館開館。群馬県名誉県民。
北川 昇(キタガワ ノボル kitagawa noboru)
作曲家。1983年、兵庫生まれ。大阪音楽大学音楽学部作曲学科作曲専攻卒業、同大学院音楽研究科作曲研究室修了。作曲を下村正彦、千原英喜の各氏に師事。作曲活動の傍ら、淀川混声合唱団、なにわコラリアーズでの合唱活動の他、合唱講習会講師、コンクール審査員、客演指揮等、全国各地に招かれている。アルティ声楽アンサンブルフェスティバル(京都)、コーラスめっせ(大阪)実行委員、Ensemble Radiance主宰。
タイトルヨミ
カナ:カミサマアリガトウ
ローマ字:kamisamaarigatou

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