近刊検索 デルタ

2022年9月16日発売

玉川大学出版部

出版社名ヨミ:タマガワダイガクシュッパンブ

留岡幸助と自立支援

日本の伝記 知のパイオニア
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内容紹介
留岡幸助は、明治から昭和にかけて活躍した社会事業家です。家庭や社会からはじきだされた子どもの教育のために「家庭学校」をつくり、自然のなかでの家庭的な生活を通して独立自営のできる人間を育てました。「すてるべき人間はひとりもいない」という信念のもと、社会福祉に力をそそいだその生涯を幸助自身が語ります。
目次
1 学問への望みとキリスト教   0歳~21歳
2 同志社英学校から教会牧師へ  21歳~27歳
3 監獄の教誨師として      27歳~30歳
4 アメリカ留学と開校の準備   30歳~32歳
5 家庭学校の開校        32歳〜48歳
6 北海道に農場(分校)を開く  48歳~64歳
7 事業縮小と校長辞任      64歳~70歳

留岡幸助略年表
索引
著者略歴
藤井 常文(フジイ ツネフミ fujii tsunefumi)
1949年、北海道生まれ。1973年、千葉大学人文学部卒業後、東京都に福祉指導職として就職。児童福祉施設、児童相談所などに37年間勤務。在職中の1985年、ノンフィクション児童文学賞(教育出版センター)に応募し、「ローソクの炎燃えつきても 留岡幸助はいま」、佳作入選。1992年、『留岡幸助の生涯 福祉の国を創った男』(京都・法政出版)を刊行。東京都を退職後、明星大学人文学部で9年間、教職につき、福祉援助技術、社会福祉発達史などの授業を担当する。2009年から2010年にかけ、映画「大地の詩 留岡幸助物語」(現代ぷろだくしょん)の制作・上映運動にかかわる。著書に『戦争孤児と戦後児童保護の歴史』(明石書店)などがある。現在、児童相談所で非常勤職員として新人児童福祉司の育成に当たっている。社会福祉士。
タイトルヨミ
カナ:トメオカコウスケトジリツシエン
ローマ字:tomeokakousuketojiritsushien

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