近刊検索 デルタ

2023年8月9日発売

玉川大学出版部

出版社名ヨミ:タマガワダイガクシュッパンブ

小泉八雲と妖怪

日本の伝記 知のパイオニア
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内容紹介
小泉八雲は、明治時代にヨーロッパからアメリカを経て日本にやってきた作家です。自然とともに生きる日本文化の魅力にとりつかれ、日本人のだれもが知る多くの怪談作品を生みだしました。〈見えざるもの〉に魅かれ、名もなきものたちの声を聞きつづけたその生涯を八雲自身が語ります。
目次
1 語りと妖精の文化に育まれて 0歳~10歳ごろ
2 失明と大叔母破産の悪夢 10歳ごろ~19歳
3 クレオール文化に生きる亡霊たちをもとめて 19歳~39歳
4 出雲の地に伝わる異界の物語に魅かれて 39歳~41歳
5 新しい日本への失望と日本への帰化 41歳〜46歳
6 大学の授業と怪談の再話 46歳~52歳
7 死をめぐる不思議なできごと 52歳~54歳
小泉八雲略年表
索引
参考文献
著者略歴
小泉 凡(コイズミ ボン koizumi bon)
1961年東京生まれ。成城大学文芸学部・同大学院文学研究科で民俗学を専攻後、1987年に島根県松江市へ赴任。島根県立大学で教鞭をとりつつ、妖怪・怪談を切り口に、文化資源を発掘し観光・文化創造に生かす実践研究や、小泉八雲の「オープン・マインド」を社会に活かすプロジェクトを世界のゆかりの地で展開する。現在、小泉八雲記念館館長・焼津小泉八雲記念館名誉館長・島根県立大学短期大学部名誉教授。2023年1月、アカデミア賞(文化・社会部門)を受賞。主著に『民俗学者・小泉八雲』(恒文社、1995年)、『怪談四代記―八雲のいたずら』(講談社、2014年)、『小泉八雲の怪談づくし』(八雲会、2021年)ほか。小泉八雲の曾孫。日本ペンクラブ会員。
タイトルヨミ
カナ:コイズミヤクモトヨウカイ
ローマ字:koizumiyakumotoyoukai

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