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定価:902円(820円+税)
判型:新書
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内容紹介
関東大震災直後に報道された、朝鮮人虐殺を正当化する様々なフェイクニュースが、現代の虐殺否定論を生んだ。長年新聞社に勤めた著者が、報道の責任を総括する。
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「関東大震災における朝鮮人虐殺はなかった/少なかった」「正当な自衛行為だった」。学術的には顧みられることがなかったこのような「虐殺否定」論が論文となり、ケンブリッジ大学出版局刊行の書籍に収録される予定があった。執筆者はハーバード大学教授。論文を読み進めてみると、主張の根拠とされているのは当時の日本の新聞だった。震災直後の混乱のなかで紙面に躍ったフェイクニュースは、なぜ、どのように生まれたのか。長年新聞社に勤めた著者が、報道の責任を総括する。
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「関東大震災における朝鮮人虐殺はなかった/少なかった」「正当な自衛行為だった」。学術的には顧みられることがなかったこのような「虐殺否定」論が論文となり、ケンブリッジ大学出版局刊行の書籍に収録される予定があった。執筆者はハーバード大学教授。論文を読み進めてみると、主張の根拠とされているのは当時の日本の新聞だった。震災直後の混乱のなかで紙面に躍ったフェイクニュースは、なぜ、どのように生まれたのか。長年新聞社に勤めた著者が、報道の責任を総括する。
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著者略歴
渡辺 延志(ワタナベ ノブユキ watanabe nobuyuki)
渡辺 延志(わたなべ・のぶゆき) 1955年生まれ。ジャーナリスト。2018年まで朝日新聞社に記者として勤務し、青森市の三内丸山遺跡の出現、中国・西安における遣唐使の墓誌の発見、千葉市の加曽利貝塚の再評価などの報道を手がけた。著書に『歴史認識 日韓の溝』(ちくま新書、2021年)、『虚妄の三国同盟――発掘・日米開戦前夜外交秘史』(岩波書店、2013年)、『軍事機密費――GHQ特命捜査ファイル』(岩波書店、2018年)、『神奈川の記憶』(有隣新書、2018年)など。
タイトルヨミ
カナ:カントウダイシンサイギャクサツヒテイノシンソウ
ローマ字:kantoudaishinsaigyakusatsuhiteinoshinsou
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