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2023年6月12日発売

筑摩書房

出版社名ヨミ:チクマショボウ

私のイラストレーション史

1960-1980
ちくま文庫
ちくま文庫
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内容紹介
和田誠、横尾忠則、水木しげる、つげ義春、赤瀬川原平、湯村輝彦・・・おもしろい、が時代を創ってきた。体験的イラストレーション史。解説 養老孟司

和田誠の「ピース」の広告を見て、「こういう絵を描く人になりたいなあ」と思った少年が、受験にも就職にも失敗しながら、美学校で赤瀬川原平、木村恒久に学び、『ガロ』の編集長を経験しつつ、和田誠、水木しげる、横尾忠則、林静一、佐々木マキ、安西水丸、湯村輝彦、渡辺和博…と出会う。イラストレーションという言葉が全盛だった時代の体験的記録を、ユーモアあふれる文体でつづり、当時の作品を模写した図版を多数収録する。
目次
 まえがき

ⅰ 小6から中3まで 1959-1962
  私はデザイナー志望の小学生だった
私はこのようにしてデザイナー志望者となった
「コドモの頃から絵が得意だった」ワケじゃない
小学生が感動した絵のこと
  こんなマンガが好きだった
私のオールタイムベスト『河童の三平』について語ろう
似顔絵とポスターを描いた .
  ニシムラくんの紙のレコード

ⅱ 工芸高校と浪人時代 1964-1968
  高校時代、ついに和田誠さんに出会った
  新しい雑誌が新しい才能を用意する
『ガロ』と『話の特集』
おもしろい絵が一番えらい
  つげ義春事件

ⅲ 美学校時代 1969-1970
  美学校(無試験)に入学する
  木村先生の授業
  木村先生に教わったこと
  木村先生の脱線講義
  講義がおもしろかった話
  赤瀬川さんの名講義
  美学校・赤瀬川教場 毎日、おもしろかった‼
  赤瀬川さんは気の合うお兄さんみたいだった

ⅳ 『ガロ』編集者時代 1972-1980
  雑誌『話の特集』の意味
  元祖ヘタうま
  青林堂に入社した
  長井さんはすごい人
  長井さんの人間宣言
  編集者の頃
  アベシンとオージ
  ヘタうまって、大昔からあったって思うんだけど
  渡辺和博とヘタうまイラスト
  水丸さんの発明
  スーパースター・湯村輝彦論
  『ガロ』から生まれたイラストレイター
  続・『ガロ』から生まれたイラストレイター
  私のイラストレーション史はこれで終わりです
         *
  追悼 和田誠さん 「新しい絵」世に播いた種
         *
  解説 「冗談は芸術の尖兵」と確信  養老孟司
著者略歴
南 伸坊(ミナミ シンボウ minami shinbou)
南 伸坊(みなみ・しんぼう):1947年東京生まれ。東京都立工芸高等学校デザイン科卒業、美学校・木村恒久教場、赤瀬川原平教場に学ぶ。イラストレーター・装丁デザイナー・エッセイスト。雑誌「ガロ」の編集長を経て、フリー。主な著書に『オレって老人?』(ちくま文庫)、『装丁/南伸坊』(フレーベル館)、『ねこはい』(青林工藝舎)、『本人伝説』(文春文庫)、『おじいさんになったね』(海竜社)『くろちゃんとツマと私』(東京書籍)『あっという間』(春陽堂書店)、共著として『いい絵だな』(集英社インターナショナル)などがある。
タイトルヨミ
カナ:ワタシノイラストレーションシ
ローマ字:watashinoirasutoreeshonshi

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