近刊検索 デルタ

2024年2月13日発売

筑摩書房

出版社名ヨミ:チクマショボウ

絶滅危惧個人商店

ちくま文庫
ちくま文庫
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内容紹介
名店健在なり!
食品店、質店、銭湯、靴店、文房具店……。
駅前、路地裏、商店街を探して歩いて見つけた。

あなたの町にもきっとある!駄菓子屋、豆腐屋、古本屋など、素晴らしき個人商店の数々。路地裏、駅前、商店街で見つけた魅力あふれる19軒。「個人商店は、地域の人々の交流の場であり、扱い商品の専門家である商店主が地域の消費アドバイザーであったかも──と膨らんだ妄想は、妄想ではなかった。個人商店は『町の宝』だと確信した」(本書「あとがき」より)
解説 北條一浩
目次
荒川区日暮里の佃煮「中野屋」「みなさん、朝から、手に手に丼を持って買いに来られるの」  
横浜市鶴見区の「かなざき精肉店」と「魚作分店」「いい肉は、手で触ったら感覚で分かるんですよ」 
千代田区神田の豆腐店「越後屋」「やめようと思ったこと、一度もなかったけど」  
大田区梅屋敷の青果店「レ・アル かきぬま」「父には死ぬまで働いてもらいますよ」  
港区芝の魚屋さん「仕入れに行くのに、年は関係ないじゃない」  
台東区の「金星堂洋品店」「(よく売れるのは)カストロとベトコンですね」  
神田神保町の「ミマツ靴店」「長年やっていると、お客様の足が分かるんですね」  
吉祥寺ハモニカ横丁のジーンズショップ「ウエスタン」「他にないものを売ってるって、評判になってね」  
杉並区阿佐谷の「木下自転車店」「いじり出したら、キリがなくてね」  
杉並区西荻窪の「須田時計眼鏡店」「好きだね~、この仕事」  
葛飾区亀有の「栄眞堂書店」「この世界は"底なし〟だから」  
江東区南砂町の古本「たなべ書店」「商売、遊ばなきゃ」  
板橋区のハッピーロード大山商店街の「竹屋文房具店」「扱っている商品は、だいたいのことご説明できますし」  
麻布十番商店街の「コバヤシ玩具店」「万引きをやった子に『ごめんね』と思うんです」  
大田区池上の駄菓子「青木屋」「来年で百年になっちゃうの」  
豊島区雑司ケ谷霊園の「花處住吉」「値段を書くなんて野暮」  
板橋区成増の「谷口質店」「質屋をどうアップデートしていくか」  
新宿区神楽坂の「熱海湯」「三助四人に女中さん四人が常にいましたね~」  
あとがき  
解説 北條一浩
著者略歴
井上 理津子(イノウエ リツコ inoue ritsuko)
井上 理津子(いのうえ・りつこ):ノンフィクションライター。1955年奈良県生まれ。タウン誌記者を経てフリーに。主な著書に『さいごの色街 飛田』『葬送の仕事師たち』『親を送る』『葬送のお仕事』『医療現場は地獄の戦場だった!』『師弟百景』など多数。人物ルポや食、性、死など人々の生活に密着したことをテーマにした作品が多い。
タイトルヨミ
カナ:ゼツメツキグコジンショウテン
ローマ字:zetsumetsukigukojinshouten

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