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2023年10月13日発売

中外医学社

抗HIV/エイズ薬の考え方、使い方、そして飲み方 ver. 3

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内容紹介
HIV/エイズの診療は治療薬の進歩を背景に標準化され,予後も劇的に改善されました.それに伴い患者の高齢化の問題も浮上していますが,その先に新規感染者ゼロの「ゼロエイズ」を目指す未来も視野に入りつつあります.本書では旧版の内容をアップデートし,「元気なHIV患者」に接する機会があるかもしれないプライマリ・ケア医,ナース,薬剤師,そして当事者である患者さんにとって必要な情報をリーダブルにまとめました.
目次
目次
序章 プライマリ・ケア医のためのHIVケアの「ここだけ知っとけ」
第1章 エイズ治療の世界に触れてみよう
1 わかりやすくなった,HIVのお薬
抗HIV薬の名前は複数ある
抗HIV薬は組み合わせて使う
ARTを実際に使ってみよう
2 イワタとHIVのささやかな歴史
3 ARTのざっくりな様相
INSTIとは
日本におけるHIV/AIDS
4 HIVのしくみ,ARTのしくみ
HIVとは何か
エイズとは?
大切なのは,CD4とウイルス量
HIV感染・エイズの自然歴
エイズの診断
いつからARTを始めるか?
実際の治療例
アイリス(IRIS)とは何か?
ARTとお金の話
Dual therapyの可能性
ジェネリックという選択肢
実際のARTの始め方
何を目標にするか?
副作用の問題
耐性の問題
ARTはいつまで飲むのか? いつになったら止めてもよいか?
ART治療がうまくいかないときは?
5 耐性検査とは?
薬剤耐性検査の読み方
6 ARTの基本骨格
第2章 抗HIV薬各論
1 インテグラーゼ阻害薬
ラルテグラビル(RAL)
ドルテグラビル(DTG)
ビクテグラビル(BIC)
エルビテグラビル(EVG)/コビシスタット(cobi)
カボテグラビル(CAB—LA) ボカブリア
2 NRTI 105
ラミブジン(3TC)・エムトリシタビン(FTC) XTC
アバカビル(ABC)
テノホビル(TDF)
ジドブジン(AZT)など,その他のNRTI
3 NNRTI
エファビレンツ(EFV)
リルピビリン(RPV)
ドラビリン(DOR)ピフェルトロ(R)
4 プロテアーゼ阻害薬(PI)
ダルナビル(DRV)
5 CCR5阻害薬
マラビロク(MVC)
第3章 さまざまな合併症のことなど
1 結核になったら
2 B型肝炎(HBV感染)の合併時は……
3 C型肝炎合併例
4 肝機能が悪いときのART
5 腎機能が悪いときのART
6 妊婦および小児
7 プライマリ・ケアとHIV
家族歴
社会歴
アレルギーと内服
Review of System(ROS)
身体診察
内分泌代謝疾患のチェック
薬を使わない治療も選択肢に
性感染症のチェック
他の感染症
予防接種のチャンスを逃さない
G6PD欠乏
妊娠
授乳
血中テストステロン濃度
他の感染症のスクリーニング
がんの予防
歯科衛生
脂質異常
糖尿病
骨密度
非HIVのコモンな問題に気をつける
食事
高齢者の併用薬
フレイルのスクリーニング
ペット
8 急性レトロウイルス症候群
9 針刺し対応,レイプ対応
PrEP
10 神経症状がある場合
11 脂質異常の治療
12 糖尿病
13 HIVと固形臓器移植
14 日和見感染(OI)やその他の合併症の治療
予防薬
OIの治療(コモンなもの)
参考文献
巻末対談
「HIV/AIDS診療の黎明とこれから」(岡 慎一×岩田健太郎)
おわりに
索引
【付録1】抗HIV薬一覧(よく使うもの)
【付録2】よく使う薬剤組み合わせ(原寸大)
著者略歴
岩田健太郎(イワタケンタロウ iwatakentarou)
タイトルヨミ
カナ:コウエイチアイブイエイズヤクノカンガエカタツカイカタソシテノミカタ
ローマ字:koueichiaibuieizuyakunokangaekatatsukaikatasoshitenomikata

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