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2020年3月23日発売

東京電機大学出版局

出版社名ヨミ:トウキョウデンキダイガクシュッパンキョク

詳説デザインマネジメント

組織論とマーケティング論からの探究
デザインマネジメントシリーズ
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内容紹介
デザインマネジメントシリーズ第3弾! 国内では「デザイン経営」といったキーワードで喧伝される「組織や事業にデザインを活かす領域」としての「デザインマネジメント」。その世界の教科書を紹介することによって、本領域の現在(いま)を正しく捉えることを狙った基礎三部作の完結編は、「デザインマネジメント」に関わる「私たちの拠り所となる知識体系(BOK: Body of Knowledge)」(ランカスター大学・レイチェル・クーパー教授)をもたらしたことで評判のソティリス・ララウニス博士による本邦初の翻訳書です。
本書は、1960年代から現在に至るまでの文献群をすべて網羅した上で、組織論とマーケティング論との関係性の中に「デザインマネジメント」を位置付けています。特に、組織論の観点からは、「組織のパラドックス」や「クリエイティビティとイノベーションのパラドックス」に加え、「両利きの経営(組織の双面性)」の解としてデザインを位置付けたものとなっており、イノベーションを追求するすべての経営者や研究者にとっての必読の書とも言えるでしょう。
目次
第1章 はじめに:デザインマネジメントとクリエイティブ経済
1.0 この章の狙い
1.1 デザインマネジメントの発展:批判的考察
1.2 クリエイティブ経済と社会
1.3 人間への焦点を通じた専門領域間のシナジー
1.4 本書の構成
第2章 デザインリサーチ:デザイン問題の定義とデザイン機会の特定
2.0 この章の狙い
2.1 デザインリサーチの起源と価値
2.2 デザインリサーチのプロセス
2.3 デザインリサーチのメソッドとテクニック
2.4 デザインリサーチの文化を醸成する
第3章 デザイン思考の組織DNAへの組み込み
3.0 この章の狙い
3.1 デザイン思考の定義と起源
3.2 デザイン思考における「厄介な問題」のアプローチ
3.3 デザイン思考のプロセス
3.4 デザイン思考と認知バイアスの緩和
第4章 戦略的デザインマネジメント:デザイン戦略の開発
4.0 この章の狙い
4.1 デザイン戦略と戦略的デザイン
4.2 戦略に対するデザインの寄与
4.3 デザイン戦略の開発プロセス
4.4 イノベーションを普及させるためのデザイン戦略
第5章 個人と組織のクリエイティビティの理解
5.0 この章の狙い
5.1 クリエイティビティの理解
5.2 クリエイティブなプロセスの理論モデル
5.3 個人のクリエイティビティ
5.4 組織のクリエイティビティ
5.5 組織のクリエイティビティを決定付ける要因
第6章 デザインイノベーションのための組織づくり:組織のパラドックスと双面性
6.0 この章の狙い
6.1 パラドックスの構成要素の理解
6.2 組織のパラドックス
6.3 クリエイティビティとイノベーションのパラドックス
6.4 組織の双面性
第7章 ヒューマンエクスペリエンスとデザインマネジメント
7.0 この章の狙い
7.1 もつれ:人とものの関係
7.2 体験の概念:複数の視点
7.3 エクスペリエンスデザインとデザインエクスペリエンス
7.4 体験の概念に対する文化的な批評
7.5 デザインマネジメントと体験:共生関係
第8章 人間中心デザイン:共創とデザインマネジメント
8.0 この章の狙い
8.1 共創の歴史:工場労働者からソーシャルメディアユーザーへ
8.2 共創活動の理解
8.3 人間中心デザインと社会
8.4 共創とプロサンプション
8.5 共創と擬人化
第9章 専門サービス会社としてのデザインコンサルティング会社
9.0 この章の狙い
9.1 専門サービス会社の理解
9.2 顧客とコンサルティング会社の関係
9.3 顧客関係のライフサイクルのパターン
9.4 デザインコンサルティング会社とクリエイティブ産業の資本の形態
9.5 デザインすることのマネジメント:デザインコンサルティングと経営の実践方法
第10章 まとめ:デザインを通じて組織や社会をリードすること
索引
著者略歴
ソティリス・ララウニス(ソティリスララウニス sotirisuraraunisu)
篠原 稔和(シノハラ トシカズ shinohara toshikazu)
ソシオメディア(ソシオメディア soshiomedia)
タイトルヨミ
カナ:ショウセツデザインマネジメント
ローマ字:shousetsudezainmanejimento

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