近刊検索 デルタ

2019年1月31日発売

勉誠出版

国体はどのように語られてきたか

「国体」論の歴史学
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内容紹介
幕末における西欧列強への危機意識のなかで強力なイデオロギーとして醸成された後期水戸学による論から、終戦を経た新憲法制定、象徴天皇制に関わる国体論にいたるまでを通時的に解説。
「日本とは何か」が問われるいま、国家の特殊性・固有性を志向する思想・言説の史的展開を探る歴史学としての国体論。
目次
はじめに

序 章
1 国体とは
2 国体の語義

第一章 幕末、後期水戸学における国体観
1 幕末の国体論
2 会沢安『新論』の国体観
3 藤田東湖『弘道館記述義』にみる国体観

第二章 啓蒙思想家の国体論
1 啓蒙思想
2 加藤広之の『国体新論』
3 福沢諭吉の国体観と『帝室論』『尊王論』

第三章 教育勅語と国体
1 教育勅語の成立
2 内村鑑三の不敬事件
3 教育勅語にみる国体観

第四章 帝国憲法の成立と国体論
1 穂積八束の憲法論と国体論
2 上杉慎吉の憲法論と国体観
3 美濃部達吉の憲法論と国体観

第五章 北一輝の『国体論及び純正社会主義』
1 北一輝の『国体論及び純正社会主義』について
2 北一輝の通俗的「国体論」批判

第六章 治安維持法の成立と国体
1 治安維持法成立と「国体」条項
2 黒板勝美の『国体新論』

第七章 国体明徴(天皇機関説)事件と『国体の本義』
1 美濃部達吉の「天皇機関説」事件
2 『国体の本義』をよむ

第八章 大川周明の『日本二千六百年史』をめぐって
1 大川周明『日本二千六百年史』をよむ
2 『日本二千六百年史』をめぐる諸問題

第九章 敗戦と国体変更論
1 宮沢俊義の八月革命説
2 佐々木惣一と和辻哲郎の国体変更論争
3 宮沢俊義と尾高朝雄のノモス論争

むすび

注 記

あとがき
著者略歴
小林敏男(コバヤシトシオ)
1944年長野県長野市生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程(日本史学専攻)単位取得退学。博士(歴史学)。大東文化大学名誉教授。 主な著書に『日本古代国家の形成』(吉川弘文館、2007年)、『日本国号の歴史』(歴史文化ライブラリー、吉川弘文館、2010年)、『明治という時代―歴史・人・思潮』(雄山閣、2014年)などがある。

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勉誠出版の既刊から
井原あや/編集 梅澤亜由美/編集 大木志門/編集 大原祐治/編集 尾形大/編集 小澤純/編集 ほか
滝川幸司/編集 中本大/編集 福島理子/編集 合山林太郎/編集

連載記事

発売してから、どうですか(仮)

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