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2024年1月12日発売

みすず書房

出版社名ヨミ:ミスズショボウ

見えない未来を変える「いま」 : 〈長期主義〉倫理学のフレームワーク

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内容紹介
〈効果的な利他主義〉ムーブメントを牽引する若き哲学者の新たな代表作、待望の邦訳。今後生まれる全世代の人たちの利益を真剣に考え、よりよい未来の実現を目指す世界観――〈長期主義〉の思想――を実践の指針とともに提示。「今、未来の世代のために行動できる人がいるとしたら、それはあなただ。とはいえ、たったひとりの行動で世界は変わるのか? もちろんだ。…未来を、よりよい軌道へと転換できる時代が、今だ」(本文より)
目次
まえがき――ペーパーバック版に寄せて
パートI 長期的な視点に立つ
はじめに
第1章 長期主義とは何か
物言わぬ数十億人 未来の人々は重要 未来は巨大 未来の価値 重要なのは気候変動だけではない 歴史のなかの現代
第2章 歴史の道筋は変えられる
先史時代が今日に及ぼした影響 未来を考察するためのフレームワーク 賭けの視点で考える 柔軟性の時代
パートII 軌道の変化を促す
第3章 道徳の変化
奴隷制の廃止 価値観の重大性 価値観の偶発性 奴隷制廃止の偶発性 私たちがすべきこと
第4章 価値観の固定化
諸子百家 価値観の持続性 汎用人工知能(AGI) AIと価値観の固定化 AIによる乗っ取り AGIはいつ実現するか? 文化と価値観の固定化 価値観の固定化はすでにどれくらい起きているか? 道徳を探求する世界をつくる
パートIII 文明を保護する
第5章 人類絶滅
スペースガード 人工的な病原体 大国間の戦争 技術力を持つ種は再び進化するか?
第6章 文明崩壊
帝国の滅亡 世界の文明の歴史的な回復力 人類は極端な大惨事から復興できるか? 気候変動 化石燃料の枯渇 結論
第7章 技術の停滞
文明開化 技術進歩は減速しているか? 停滞が起きる可能性は? 停滞が続く期間は? 長期主義的な視点から見た停滞
パートIV 世界滅亡を評価する
第8章 幸せな人間を世に生み出すのはよいことか?
デレク・パーフィット 中立性の直観 不器用な神々――同一性の脆さ 中立性の直観が誤りである理由 平均説 総量説 臨界水準説 どうすればよいかがわからないとき、どうするべきか 子どもをつくることのメリット 大きければ大きいほどよい
第9章 未来はよいのか、悪いのか?
ひとつの人生としての意識 幸福度がプラスの人々はどれくらいいるか? 人々は幸せになっていっているか? 人間以外の動物 幸福以外の善 楽観論の根拠
パートV 行動する
第10章 私たちがすべきこと
未来への後ろ歩き どのような優先事項に着目するべきか? 私たちの取るべき行動 キャリアの選択 集団全体としてよいことをする 運動を築く
終わりに――できることはたくさんある
未来を守る よい未来を守る 他者に力を与える すべては私たちの手に
謝辞
附録
索引/原注/あとがき
著者略歴
ウィリアム・マッカスキル(ウィリアムマッカスキル wiriamumakkasukiru)
千葉敏生(チバトシオ chibatoshio)
タイトルヨミ
カナ:ミエナイミライヲカエルイマ : チョウキシュギリンリガクノフレームワーク
ローマ字:mienaimiraiokaeruima : choukishugirinrigakunofureemuwaaku

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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