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定価:11,000円(10,000円+税)
判型:A5
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内容紹介
日本海軍は近代社会にどのような影響を与え、その社会からいかなる影響を受けたのか。海軍と社会との双方向的な影響関係を分析する。海軍大臣などを歴任した財部彪の日記を読み込んできた、軍事史に限らない多様な専門領域を持つ研究者が結集。国際関係・政治・軍事・経済など多面的な視点から、巨大組織である海軍が存在した時代を解き明かす。
目次
序章 海軍史研究の現状と本書の目的…手嶋泰伸/海軍を取り巻く社会の変化(シーメンス事件はなぜ「シーメンス事件」と呼ばれるのか…酒井一臣/何がワシントン会議の「限界」をもたらしたのか…中谷直司/一九二〇年代以降における海軍艦艇建造計画と造船会社…太田久元/ロンドン軍縮と浜口雄幸内閣…藤井崇史/なぜ海軍はIG法導入をためらったのか…兒玉州平)/社会に及ぶ海軍の影響(辛亥革命期の日本海軍と南進…久保田裕次/ロンドン海軍軍縮会議と国内宣伝戦…小倉徳彦/一九三〇年「神戸沖」観艦式と地域…木村美幸/ロンドン海軍軍縮問題と財部彪…手嶋泰伸)/終章 総括と展望…兒玉州平
著者略歴
兒玉 州平(コダマ シュウヘイ kodama shuuhei)
手嶋 泰伸(テシマ ヤスノブ teshima yasunobu)
タイトルヨミ
カナ:ニホンカイグントキンダイシャカイ
ローマ字:nihonkaiguntokindaishakai
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