近刊検索 デルタ

2015年8月21日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

行動活性化

認知行動療法の新しい潮流
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内容紹介
行動活性化は、うつ病になった人の行動パターンを変えることで気持ちを軽くし、本来の自分を取り戻すための認知行動療法の一つの手法である。本書では行動活性化の基礎理論の特徴および実践的特徴を明らかにし、効率的で効果的な多様な技法を紹介する。
目次
 序文
 謝辞

第1部 行動活性化の理論的特徴
 1 特徴的な歴史
 2 人間の行動についての特徴的な定義
 3 特徴的な専門用語
 4 特徴的な理念と理論
 5 特徴的な行動ABCモデル
 6 正の強化の普遍性
 7 人生の意義
 8 うつと正の強化
 9 負の強化の普遍性
 10 罰の役割
 11 (ほとんど)完全なうつの行動モデル
 12 認知の役割
 13 洞察の役割
 14 活性化とアクセプタンス

第2部 行動活性化の実践的特徴
 15 特徴的な歴史
 16 初回治療の論理的根拠
 17 活動モニタリング
 18 価値観の評価
 19 単純な活性化
 20 ホームワークの重要性
 21 機能評価
 22 ポストイット(付箋)やその他の刺激統制法
 23 スキル訓練
 24 随伴性マネジメント
 25 マインドフルネスに重点を置いた活性化
 26 治療の終結
 27 自殺と薬物療法について機能的に考える
 28 行動活性化における治療関係
 29 特徴的な柔軟な枠組み――マイノリティへの適用
 30 BAの展望

 監訳者あとがき

 参考文献
 著者索引
 事項索引
著者略歴
ウィンディ・ドライデン(ドライデン,ウィンディ doraiden,windi)
イギリス、ロンドン生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ名誉教授。カウンセリングや心理療法で40年以上のキャリアを誇り、学術と実践の両方の分野で幅広い活躍をしている。
ジョナサン・W・カンター(カンター,ジョナサン・W kantaa,jonasan・W)
ウィスコンシン大学ミルウォーキー校(University of Wisconsin-Milwaukee)心理学研究部門の准教授兼臨床コーディネーター、ならびに依存症・健康行動学センター(Center for Addictions and Behavioral Health)研究員(Research Scholar)。
アンドリュー・M・ブッシュ(ブッシュ,アンドリュー・M busshu,andoryuu・M)
現在、ブラウン大学アルパート医学部(Alpert Medical School of Brown University)で博士号取得を目指すインターンであり、ロードアイランド州プロヴィデンスにあるバトラー・ホスピタル(Butler Hospital)の心理社会的研究プログラムの研究員。
ローラ・C・ラッシュ(ラッシュ,ローラ・C rasshu,roora・C)
ウィスコンシン大学ミルウォーキー校心理学研究部門の博士後期課程在学中(advanced graduate student)。
大野 裕(オオノ ユタカ oono yutaka)
国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター長 1950年、愛媛県生まれ。慶應義塾大学教授などを経て現職。日本認知療法学会理事長。認知療法活用サイト「うつ・不安ネット」監修。著作に『はじめての認知療法』(講談社、2011)、『こころが晴れるノート』(創元社、2003)、『認知療法・認知行動療法 治療者用マニュアルガイド』(星和書店、2010)、『不安障害の認知療法』(監訳、明石書店、2013)、『〈正常〉を救え──精神医学を混乱させるDSM-5への警告』(監訳、講談社、2013)ほか多数。
岡本 泰昌(オカモト ヤスマサ okamoto yasumasa)
広島大学大学院医歯薬保健学研究院精神神経医科学准教授 広島県生まれ。1989年、大分医科大学医学部医学科卒業、1996年、広島大学大学院医学研究科修了。医学博士。2002年より広島大学大学院医歯薬学総合研究科講師、2012年より現職。専門は精神医学。著作に、『慢性うつ病の精神療法――CBASPの理論と技法』(監訳、医学書院、2005)、『うつを克服するための行動活性化練習帳――認知行動療法の新しい技法』(監訳、創元社、2012)、『精神科研修ノート』(編、診断と治療社、2011)ほか。
西川 美樹(ニシカワ ミキ nishikawa miki)
東京女子大学文理学部英米文学科卒業。外資系製薬会社勤務を経て、翻訳者となる。主な訳書に『あしたから子どもが変わる30の子育てマジック』(実業之日本社、2004)、『発達障害がある子のための「暗黙のルール」』(明石書店、2010)、『アスペルガー症候群の人の仕事観』(明石書店、2010)、『アメリカのろう者の歴史』(明石書店、2014)などがある。
タイトルヨミ
カナ:コウドウカッセイカ
ローマ字:koudoukasseika

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