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定価:3,960円(3,600円+税)
判型:A5
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内容紹介
世界的に国際バカロレア校は、なぜ増加しているのか。日本で導入した場合、どのような教育効果が期待されるのか。本書は、諸外国の事情と国際バカロレアに関わった人々に対する調査から、これらの問いへの回答を試みる。
目次
はじめに
第Ⅰ章 国際バカロレアの概要[石村清則]
はじめに
1 国際バカロレアのカリキュラム
2 日本語・日本文学の教育内容
3 日本語・日本文学から見る評価方法
おわりに
第Ⅱ章 諸外国の公立学校への導入の試み
Ⅱ-1 イギリス:公立学校における教育改革とIBディプロマの導入[錦織嘉子]
はじめに
1 イギリスの公立学校におけるDP導入の社会的背景
2 イギリスにおけるDPの導入状況
3 公立学校におけるDP導入の状況:ケント州の事例から
おわりに:公立学校によるDP提供の課題と今後の展望
Ⅱ-2 アメリカ:公教育の質の保証について[奥出桂子]
はじめに
1 アメリカの教育制度の概要
2 IB導入の目的
3 経費
4 教員の採用方法と研修
5 生徒、保護者
6 IBマグネットプログラム(選抜IB準備コース)の例
おわりに:課題と今後の展望
Ⅱ-3 ドイツ:ヨーロッパ化に向けて[吉田孝]
はじめに:ドイツの教育制度の特色
1 ドイツにおけるIB・DP
2 IB 導入の目的:ゲーテシューレの例
おわりに:課題と今後の展望
Ⅱ-4 中国:欧米大学進学熱に応えて[黄丹青]
はじめに
1 IB導入校の拡大とその背景
2 国際学校ならびに国際部による現地校でのIB導入
3 教育のグローバル化と政策による促進
4 IB導入の実施にかかわる諸要因
5 IB導入の目標と卒業生の進路
おわりに
Ⅱ-5 香港:なぜ公立校でIBを導入しないのか[大和洋子]
はじめに
1 香港の歴史的背景および国際学校の需要
2 香港の教育を概観する
3 香港のIBスクール
4 なぜ国際学校やIB提供校の需要が高まるのか
おわりに:IBOとの協働によるリーダーシップ研究課程の開講
Ⅱ-6 日本:グローバル化とカリキュラム改革[岩崎久美子]
はじめに
1 国際バカロレアの公立学校への導入
2 グローバル化:都立国際高等学校
3 カリキュラム改革:市立札幌開成中等教育学校
おわりに
Ⅱ-7 国際バカロレア導入の国際比較[岩崎久美子]
はじめに
1 国際バカロレアの発足
2 国際バカロレアの拡大
3 国際バカロレア導入における各国の動き
おわりに
第Ⅲ章 国際バカロレアを教える日本人教師とは
Ⅲ-1 日本人教師の実態[橋本八重子]
はじめに
1 調査者の属性
2 IB日本人教師のキャリア
3 授業・研修について
4 要望
5 日本の教育、入試制度、学校全般について
おわりに
Ⅲ-2 日本人教師としてのやりがいやストレス[金藤ふゆ子]
はじめに
1 IB日本人教師の職務に対する肯定的意識:日本の公立小学校教員との比較を通じて
2 IB日本人教師の職務に対する否定的意識:日本の公立小学校教員との比較を通じて
3 IB日本人教師と日本の公立小学校教員の職務上の意識の構造
4 IB日本人教師の生活全般への満足度についての検討
おわりに
Ⅲ-3 日本人教師調査結果からの考察[岩崎久美子]
はじめに
1 日本語教師は何を教えているか
2 日本の国語教育と何が違うか
3 調査概要
おわりに
Ⅲ-資料 国際バカロレア教員調査結果
第Ⅳ章 国際バカロレア受講者のその後
Ⅳ-1 在学生調査――ディプロマ・プログラム受講前から卒業まで[岩崎久美子]
1 受講者調査の目的
2 調査方法
3 調査結果
4 国際バカロレアの教育効果とは
Ⅳ-2 保護者から見た国際バカロレア教育[大和洋子]
はじめに
1 国際バカロレア履修状況とその後:IBスコアが満点の事例
2 国際バカロレア履修状況とその後:筆者の娘の場合
3 CASの意義とその実施に関して
4 TOKとは何か?
5 Extended Essay(EE)
6 なぜIBディプロマを選択し、IBディプロマで何が身についたか
7 IB教員の重要性
まとめにかえて
Ⅳ-3 国際バカロレア社会人調査[岩崎久美子]
1 社会人調査の目的
2 調査方法
3 調査結果
4 卒業生はどのような人生を志向するか
第Ⅴ章 日本のグローバル化のために
Ⅴ-1 国際バカロレアの政策推進にかかわって[坪谷ニュウェル郁子]
1 高校時代の体験から
2 米国での大学生活と起業
3 二つの学校を立ち上げる
4 アジア太平洋地区の委員に
5 国際バカロレアの今後に向けて
Ⅴ-2 教育の国内性と国際性[相良憲昭]
1 はじめに:教育とは何か
2 教育の主体(アクター)
3 学校の設置者
4 学校教育の目的
5 よき国民
6 価値観の継承としての教育
7 言語教育
8 歴史教育
9 歴史認識と教育
10 国内教育から国際教育へ
11 グローバル・イッシューズ
12 「文明の衝突」と教育
13 国家社会の多様化
国際バカロレア用語解説
おわりに
第Ⅰ章 国際バカロレアの概要[石村清則]
はじめに
1 国際バカロレアのカリキュラム
2 日本語・日本文学の教育内容
3 日本語・日本文学から見る評価方法
おわりに
第Ⅱ章 諸外国の公立学校への導入の試み
Ⅱ-1 イギリス:公立学校における教育改革とIBディプロマの導入[錦織嘉子]
はじめに
1 イギリスの公立学校におけるDP導入の社会的背景
2 イギリスにおけるDPの導入状況
3 公立学校におけるDP導入の状況:ケント州の事例から
おわりに:公立学校によるDP提供の課題と今後の展望
Ⅱ-2 アメリカ:公教育の質の保証について[奥出桂子]
はじめに
1 アメリカの教育制度の概要
2 IB導入の目的
3 経費
4 教員の採用方法と研修
5 生徒、保護者
6 IBマグネットプログラム(選抜IB準備コース)の例
おわりに:課題と今後の展望
Ⅱ-3 ドイツ:ヨーロッパ化に向けて[吉田孝]
はじめに:ドイツの教育制度の特色
1 ドイツにおけるIB・DP
2 IB 導入の目的:ゲーテシューレの例
おわりに:課題と今後の展望
Ⅱ-4 中国:欧米大学進学熱に応えて[黄丹青]
はじめに
1 IB導入校の拡大とその背景
2 国際学校ならびに国際部による現地校でのIB導入
3 教育のグローバル化と政策による促進
4 IB導入の実施にかかわる諸要因
5 IB導入の目標と卒業生の進路
おわりに
Ⅱ-5 香港:なぜ公立校でIBを導入しないのか[大和洋子]
はじめに
1 香港の歴史的背景および国際学校の需要
2 香港の教育を概観する
3 香港のIBスクール
4 なぜ国際学校やIB提供校の需要が高まるのか
おわりに:IBOとの協働によるリーダーシップ研究課程の開講
Ⅱ-6 日本:グローバル化とカリキュラム改革[岩崎久美子]
はじめに
1 国際バカロレアの公立学校への導入
2 グローバル化:都立国際高等学校
3 カリキュラム改革:市立札幌開成中等教育学校
おわりに
Ⅱ-7 国際バカロレア導入の国際比較[岩崎久美子]
はじめに
1 国際バカロレアの発足
2 国際バカロレアの拡大
3 国際バカロレア導入における各国の動き
おわりに
第Ⅲ章 国際バカロレアを教える日本人教師とは
Ⅲ-1 日本人教師の実態[橋本八重子]
はじめに
1 調査者の属性
2 IB日本人教師のキャリア
3 授業・研修について
4 要望
5 日本の教育、入試制度、学校全般について
おわりに
Ⅲ-2 日本人教師としてのやりがいやストレス[金藤ふゆ子]
はじめに
1 IB日本人教師の職務に対する肯定的意識:日本の公立小学校教員との比較を通じて
2 IB日本人教師の職務に対する否定的意識:日本の公立小学校教員との比較を通じて
3 IB日本人教師と日本の公立小学校教員の職務上の意識の構造
4 IB日本人教師の生活全般への満足度についての検討
おわりに
Ⅲ-3 日本人教師調査結果からの考察[岩崎久美子]
はじめに
1 日本語教師は何を教えているか
2 日本の国語教育と何が違うか
3 調査概要
おわりに
Ⅲ-資料 国際バカロレア教員調査結果
第Ⅳ章 国際バカロレア受講者のその後
Ⅳ-1 在学生調査――ディプロマ・プログラム受講前から卒業まで[岩崎久美子]
1 受講者調査の目的
2 調査方法
3 調査結果
4 国際バカロレアの教育効果とは
Ⅳ-2 保護者から見た国際バカロレア教育[大和洋子]
はじめに
1 国際バカロレア履修状況とその後:IBスコアが満点の事例
2 国際バカロレア履修状況とその後:筆者の娘の場合
3 CASの意義とその実施に関して
4 TOKとは何か?
5 Extended Essay(EE)
6 なぜIBディプロマを選択し、IBディプロマで何が身についたか
7 IB教員の重要性
まとめにかえて
Ⅳ-3 国際バカロレア社会人調査[岩崎久美子]
1 社会人調査の目的
2 調査方法
3 調査結果
4 卒業生はどのような人生を志向するか
第Ⅴ章 日本のグローバル化のために
Ⅴ-1 国際バカロレアの政策推進にかかわって[坪谷ニュウェル郁子]
1 高校時代の体験から
2 米国での大学生活と起業
3 二つの学校を立ち上げる
4 アジア太平洋地区の委員に
5 国際バカロレアの今後に向けて
Ⅴ-2 教育の国内性と国際性[相良憲昭]
1 はじめに:教育とは何か
2 教育の主体(アクター)
3 学校の設置者
4 学校教育の目的
5 よき国民
6 価値観の継承としての教育
7 言語教育
8 歴史教育
9 歴史認識と教育
10 国内教育から国際教育へ
11 グローバル・イッシューズ
12 「文明の衝突」と教育
13 国家社会の多様化
国際バカロレア用語解説
おわりに
著者略歴
岩崎 久美子(イワサキ クミコ iwasaki kumiko)
石村 清則(イシムラ キヨノリ ishimura kiyonori)
パリ国際学校・国際バカロレア日本語教諭
錦織 嘉子(ニシゴリ ヨシコ nishigori yoshiko)
文教大学生活科学研究所・客員研究員
奥出 桂子(オクデ ケイコ okude keiko)
ケイ・インターナショナルスクール東京 大学進学カウンセラー
吉田 孝(ヨシダ タカシ yoshida takashi)
デュッセルドルフ国際学校・国際バカロレア日本語教諭
黄 丹青(コウ タンセイ kou tansei)
目白大学外国語学部・教授
大和 洋子(ヤマト ヨウコ yamato youko)
青山学院大学国際政治経済学部・講師
橋本 八重子(ハシモト ヤエコ hashimoto yaeko)
元・アムステルダム国際学校・国際バカロレア日本語教諭
金藤 ふゆ子(カネフジ フユコ kanefuji fuyuko)
文教大学人間科学部・教授
坪谷 ニュウェル郁子(ツボヤ ニュウェル イクコ tsuboya nyuweru ikuko)
東京インターナショナルスクール創設者/理事長・国際バカロレア日本大使
相良 憲昭(サガラ ノリアキ sagara noriaki)
元・京都ノートルダム女子大学学長
タイトルヨミ
カナ:コクサイバカロレアノチョウセン
ローマ字:kokusaibakaroreanochousen
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