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2023年4月13日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

新版 生涯学習時代の成人教育学

学習者支援へのアドヴォカシー
明石ライブラリー
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内容紹介
生涯学習の基盤となる「学」として成人教育学を論じた前版を全面的に改訂した新版。高度少子高齢化・格差社会化の進展、ネット社会の定着・SNSの普及によるリテラシーの重要性など、激変する社会に対応した生涯学習・成人教育学の新たな入門書。
目次
 新版の刊行にあたって

《序章》本書の趣旨と構成
 一 「学習者支援へのアドヴォカシー」とは
 二 子どもの教育学とおとなの教育学
 三 生涯学習時代の今、なぜ成人教育学か
 四 本書で目指したいこと

《第一章》日本社会の諸課題と成人学習/学習支援
 一 社会の現状と学習課題
 二 成人教育にとっての現代的課題
 三 日本社会で「おとなが学ぶ」「おとなにおしえる」こと

《第二章》成人教育学の前提――成人にとっての学習・学習者としての成人
 一 成人教育における「成人」
 二 成人性の発達をめぐる通説的理解
 三 成人の学習動機・学習期待、学習ニーズ
 四 成人学習者の特徴

《第三章》学習援助・支援としての成人教育
 一 学習と教育の構図
 二 教育的関係性からみた学校教育と成人教育
 三 学習者理解① パートタイム学習者
 四 学習者理解② 学習の促進要因・阻害要因へのまなざし
 五 成人学習の諸側面と支援

《第四章》成人教育学の基本原理Ⅰ 基本概念と学習/教授理論
 一 成人教育とは何か
 二 成人のための学習理論
 三 フォーマル・ノンフォーマルな学習形態と学習原理
 四 インフォーマルな学習形態と学習原理

《第五章》成人教育学の基本原理Ⅱ 学習援助者の教育学
 一 成人教育における教育と教育者
 二 成人教育者というカテゴリー
 三 学習タイプ別の学習援助者の役割

《第六章》成人教育学の基本原理Ⅲ 「生涯学習時代の学習援助者」の仕事と専門性
 一 「生涯学習時代の学習援助者」としての成人教育者の仕事
 二 学習機会(プログラム)の考え方
 三 学習プログラム作成の具体的手順
 四 学習プログラム実施の方針
 五 学びの評価と振り返り――「次」の学習へ

《最終章》生涯学習の日常化から生涯学習社会へ

 おわりに

 コラム
  アンドラゴジー論の基盤と背景
  コンテント・プランかプロセス・デザインか
  自己主導型学習と自己決定学習
  成人の認識枠組と学習
  生涯キャリアヒストリー法
  学習サイクルの理論――PDCAとOODA
  グループワークの「はじめの一歩」
  テューター研修(training)
  企画員制度の意義と可能性

 資料
 主要参考・関連文献
 索引
著者略歴
渡邊 洋子(ワタナベ ヨウコ watanabe youko)
お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科単位取得退学。博士(教育学)。京都大学大学院教育学研究科准教授等を経て、現在新潟大学創生学部教授。専門は生涯教育学・専門職教育。 主な著書・訳書に、『近代日本の女性専門職教育――生涯教育学から見た東京女子医科大学創立者・吉岡彌生』(単著、明石書店、2014)、『医療専門職のための生涯キャリアヒストリー法――働く人生を振り返り、展望する』(編著、同前、2023)、『生涯学習概論――知識基盤社会で学ぶ・学びを支える』(編著、ミネルヴァ書房、2014)、『教職教養講座 第15巻』(共編著、協同出版、2018)、『日中韓の生涯学習――伝統文化の効用と歴史認識の共有』(同前、共編著、2013)、『医療経営学と生涯教育学からみた地域と地域課題――リデザインのためのリテラシー応用力に向けて』(共著、新潟日報メディアネット、2023)、『成人教育・生涯学習ハンドブック――理論と実践』(P.ジャーヴィス著、共監訳、明石書店、2020)、『生涯学習支援の理論と実践――「教えること」の現在』(P.ジャーヴィス編著、共監訳、同前、2011)、『学習者と教育者のための自己主導型学習ガイド――ともに創る学習のすすめ』(M.ノールズ著、監訳、同前、2005)『イギリス成人教育の展開』(M.D.スティーヴンス著、単訳、同前、2000)など。
タイトルヨミ
カナ:シンパンショウガイガクシュウジダイノセイジンキョウイクガク
ローマ字:shinpanshougaigakushuujidainoseijinkyouikugaku

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