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2017年3月15日発売

花伝社

出版社名ヨミ:カデンシャ

さようなら!福沢諭吉 Part2

なぜ、いま福沢が問題なのか?
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内容紹介
「福沢諭吉神話」の徹底検証。「極右」の政治家たちは、なぜ福沢をもてはやすのか?丸山眞男らが称賛した福沢の実像は、アジア侵略、人種差別、人権蔑視の帝国主義イデオローグだった。やっぱり、1万円札からの引退を!
目次
第1章  いま福沢諭吉を語るふたつの理由  雁屋哲
第2章  「福沢諭吉神話」とはなにか  安川寿之輔
第3章  福沢諭吉の帝国主義イデオロギーと自民党改憲案  杉田聡
第4章  福沢諭吉が、日本を一九四五年の破滅に導いた  雁屋哲
著者略歴
安川 寿之輔(ヤスカワ ジュノスケ yasukawa junosuke)
1935年、兵庫県生まれ。神戸大学教育学部、名古屋大学大学院博士課程修了。教育学博士。宮城教育大学、埼玉大学、名古屋大学教養部・情報文化学部での勤務を経て、名古屋大学名誉教授。「不戦兵士・市民の会」副代表理事。 著書に『増補・日本近代教育の思想構造――福沢諭吉の教育思想研究』(新評論)、『福沢諭吉のアジア認識――日本近代史像をとらえ返す』、『福沢と丸山眞男――「丸山諭吉」神話を解体する』、『福沢の戦争論と天皇制論――新たな福沢美化論を批判する』、『福沢の教育論と女性論――「誤読」によるの虚妄を砕く』(高文研)、『十五年戦争と教育』(新日本出版社)、『女性差別はなぜ存続するのか』、『日本の近代化と戦争責任』、『日本近代教育と差別(編著)』(明石書店)、『大学教育の核心と実践』(新評論)など。
雁屋 哲(カリヤ テツ kariya tetsu)
本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。 原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。
杉田 聡(スギタ サトシ sugita satoshi)
1953年、埼玉県生まれ。帯広畜産大学教授(哲学・思想史)。 著書に『福沢諭吉と帝国主義イデオロギー』(花伝社)、『福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集――「国権拡張」「脱亜」の果て』(明石書店)、『天は人の下に人を造る――「福沢諭吉神話」を超えて』(インパクト出版会)、『人にとってクルマとは何か』(大月書店)、『野蛮なクルマ社会』(北斗出版)、『クルマが優しくなるために』(ちくま新書)、『クルマ社会と子どもたち』(岩波ブックレット、共著)、『男権主義的セクシャリティ』(青木書店)、『クルマを捨てて歩く! 』(講談社プラスα新書)、『道路行政失敗の本質』(平凡社新書)、『レイプの政治学』(明石書店)、『「日本は先進国」のウソ』(平凡社新書)、『AV神話』、『買物難民』(大月書店)、『カント哲学と現在』(行路社)、『「買物難民」をなくせ! 』(中公新書ラクレ)、『逃げられない性犯罪被害者』(青弓社、編著)、『「3.11」後の技術と人間』(世界思想社)など。訳書にH・J・ペイトン『定言命法』(行路社)。
タイトルヨミ
カナ:サヨウナラフクザワユキチパートツー
ローマ字:sayounarafukuzawayukichipaatotsuu

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