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5月24日発売予定

株式会社音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

混声合唱組曲 勇気の系譜

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内容紹介
校歌や合唱曲、童謡などの作詞を多数手がけた宮澤章二が若者へ向けて書いた詩に、山下祐加が鮮やかな音色で付曲した混声合唱組曲。2024年3月3日(オーバード・ホール(富山市芸術文化ホール)中ホール)合唱団「樂音樹」 第11回演奏会(指揮:森井淳/ピアノ:竹内佳代)にて委嘱初演された。「メッセージ性を持った詩」を委嘱のテーマに掲げ、東日本大震災の際にCMに使われた言葉が話題となった宮澤章二の3篇の詩が選ばれた。いずれも多感な思春期を過ごす中学生のために書かれた詩であるが、困難な今の時代にこそ、全世代に歌ってほしい内容である。「はるかな祖先から流れ続けてきた」「人間のいのちの根源」である“勇気”を歌い、大きな希望を与えてくれる作品。3曲から成る組曲に加え、同時期に作曲された〈いつでも そこに〉も収録。それぞれの居場所の大事さを語るア・カペラの優しい小品で、身近なステージで愛唱歌として歌っていただきたい。
目次
[曲目]
・勇気の系譜(4:00)
・青春前期(3:20)
・さようならをいうまえに(4:00)
・いつでもそこに(2:00)
著者略歴
宮澤 章二(ミヤザワ ショウジ miyazawa shouji)
埼玉県羽生市出身。東京府立高等学校、東京大学文学部美学科卒業。埼玉県立不動岡高等学校の教諭時代に、疎開で加須市に住んでいた作曲家の下総皖一と出会ったことから、詩人・作詞家として活動を開始。校歌や合唱曲、童謡などの作詞を多数手がけた。特に校歌は埼玉県内を中心に300校以上にのぼる。『ジングルベル』の訳詞者としても知られる。日本童謡賞、赤い鳥文学賞特別賞、埼玉県文化賞、埼玉県文化功労賞知事表彰などを受賞。大宮市教育委員長も務めた。詩『行為の意味』の一節、「思いは見えないけれど、思いやりは見える」が、ACジャパンの2010年度キャンペーンCM「見える気持ちに。」に使用された。これによって当詩集の注文が殺到。ただし東日本大震災によって製紙工場らが被災し、当初は注文を受けてもすぐに発送できる段階になかったため、注文に応じることができたのは4月ごろだった。2013年、母校の羽生市立三田ケ谷小学校に記念館が開設された。
山下祐加(ヤマシタ ユカ yamashita yuka)
東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、同大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。作曲を尾高惇忠、日野原秀彦の各氏に師事。2011年、創作オラトリオ「李陵」(原作:中島敦)を初演。2014年、混声合唱組曲「ねむりのもりのはなし」で第25回朝日作曲賞を受賞。2019年、第2回東京国際合唱コンクール(室内合唱部門)の課題曲「雪」を作曲。2020年に発売されたCD「山田和樹 アンセムプロジェクト 世界の国歌」(キングレコード)において編曲を担当。2021年、新作オペラ「稲むらの火の物語-梧陵と海舟」を作曲し、紀の国わかやま文化祭2021にて初演、「佐川吉男音楽賞」を受賞。合唱曲、ピアノ曲、管楽器アンサンブル作品等が出版されている。その他、小学校校歌や大学の愛唱歌なども作曲。音楽之友社からは、無伴奏混声合唱曲集『Ten songs ―世界のエレメント―』、男声合唱とピアノのための組曲『さびしい宇宙』が刊行されている。
タイトルヨミ
カナ:ユウキノケイフ
ローマ字:yuukinokeifu

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