近刊検索 デルタ

2020年10月7日発売

慶應義塾大学出版会

出版社名ヨミ:ケイオウギジュクダイガクシュッパンカイ

タブローの「物語」

フランス近世絵画史入門
慶應義塾大学三田哲学会叢書 ars incognita
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内容紹介
カンヴァスに描かれた「タブロー」はいつどのようにはじまったのか?

▼タブロー(tableau)とは、板あるいは画布に絵の具で描かれた、持ち運び可能のイメージを意味するフランス語で、現在の絵画形式の主流となっている。特定の場所に結びつかない独立性が特徴であり、その独立性を保つために枠(額縁)が用いられる。本書はタブローという観点から近世以降の西洋絵画の歴史を捉えなおし、そこに何が描かれてきたかを論じる。
目次
序――「タブロー」の歴史

第一章 タブローの誕生

第二章 一七世紀フランスでの物語画としてのタブローの成立

第三章 物語画としてのタブローの理論化と展開

第四章 タブローの変質――「物語画」の変容

終章 「閉じられた窓」としてのタブローのその後


文献案内
著者略歴
望月 典子(モチヅキ ノリコ mochizuki noriko)
慶應義塾大学文学部教授。専門はフランス近世美術史。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(美学)。著書に『ニコラ・プッサン――絵画的比喩を読む』(慶應義塾大学出版会、2010年)、『イメージ制作の場と環境――西洋近世・近代美術史における図像学と美術理論』(近世美術研究会編、共著、中央公論美術出版、2018年)ほか。
タイトルヨミ
カナ:タブローノモノガタリ
ローマ字:taburoonomonogatari

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