近刊検索 デルタ

2024年6月17日発売

径書房

出版社名ヨミ:コミチショボウ

恩送り(おんくり) 私たちの使命

私たちの使命
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
恩送(おんく)り。それは、「今」を良くして「未来」に手渡すこと。
「今」とは、私たちが生きるこの社会であり、この国のことです。
この今をつくったのは、私たちではありません。
 
考えたことがありますか?
この「今」が、どれだけの人たちの想いや意志や愛の果てに
在るのかということを──。
 
今を生きる若者に問いたい。
「何かご不満ですか?」
と。
 
本書は、私たちのこの「今」がどのように受け継がれてきたのかを詳らかにしながら、
どんな時代でも変わらない「人間らしい生き方」とは何かを説き明かすものです。
 
*   *   *
 
毎年満開の桜を観て思うのです。
私は今、幾多の先達、祖先の「愛」を観ているのだと。
いつか満開の美しい姿を未来の子孫に観せるのだよ──
そんな思いで桜の苗木を植えてくれた結果として、
私たちは世界でも稀な花見文化を楽しむことができています。
その未来の子孫のためにとの愛の結晶こそが、桜の花々なのです。
日本人がこれほどまでに桜を愛で、何とも言えない懐かしさに浸るのは、
先祖の私たちへの恩送りを感じるからではないでしょうか。
次世代を生きる人々のために桜の苗木を植え続ける。
その思いを私たちも受け継いでいるのです。
(本文より)
 
 
▼主な内容(目次より)

● “JAL機奇跡の脱出劇”をもたらした、
日本人ならではの特性

● 他者の心に気を配る日本人の気質は、
なぜ生まれたのか?

● 「みんな仲良く、争わず」
縄文から現代に至る私たち日本人の素養

● 祖先のお陰で今がある。
そう思える社会だからこそ「恩送り」の思想が受け継がれた

● 「情」の発動とは、「誰かが悲しいと私も悲しい」
と思うその共感性にある

● AIの時代にこそ日本人的感性が必要とされる。
それが愛という名の「情」である

● ただ生きるのではなく、善く生きること。
それが人間らしい生き方

● 人間はどんな状況でも、
心の在り方しだいで変わることができる

● 自分一人でつくったものなどこの世界には何一つない。
すべては受け継いだもの

● 自然のなかに包まれていると、
なぜ私たちの心は懐かしさを感じるのか?

● 運命は誰にでもある。
しかし運命に対する態度で人生の有り様は大きく変わる
著者略歴
佐藤芳直(サトウヨシナオ satouyoshinao)
1958年 (昭和33年)仙台市生まれ。 株式会社S・Yワークス代表。  1981年に早稲田大学商学部卒業後、株式会社日本マーケティングセンター(現 株式会社船井総合研究所)に入社。20代からトップコンサルタントとして圧倒的な実績を重ね、29歳で部長に就任。1994年、当時の上場企業中最年少で役員に就任し注目を集める。  2006年3月、取締役常務執行役員を退任し、同年4月株式会社 S ・ Y ワークスを創業。「経営の目的は永続にある」との信念のもと、百年企業を創るためのコンサルティング活動に日々情熱を注いでいる。  近年はとりわけ教育関係からの講演依頼が多く寄せられ、主に「より良き未来を手渡すためにどう生きるか」というテーマで講演を行っている。また、熊の研究のために30年来アラスカに通い続けているナチュラリストでもあり、1年のうち2ヶ月ほどは定点調査を兼ねてニューヨークやカリフォルニアのナパなど世界各地を訪れている。 著書に『日本はこうして世界から信頼される国となった』『役割──なぜ、人は働くのか』(共にプレジデント社)、『なぜ世界は日本化するのか』『日本近現代史に学ぶ日本型リーダーの成功と失敗』(共に育鵬社)、『はぐれ熊ロンリー』(たま出版、日本図書協会選定図書)など多数。
タイトルヨミ
カナ:オンクリ
ローマ字:onkuri

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
シネシネナンデダ日記
本物の狂気はあんまり格好よくないです(著者)

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。