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定価:3,300円(3,000円+税)
判型:A5
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内容紹介
歴史的には日本から海外へ移住した者は、経済的な理由からの「経済移民」が
大半を占めていた。だが近年では、移住の経済的必要性を必ずしも有しない
中間層が移住している点が特徴的である。
本書は現代のオーストラリアへの移住を実行した「日本人」を対象に、
移住・定住プロセスや移住先における社会的文化的相互作用、
現地の「日本人社会」の現在進行形の問題等について、
著者が約5年間にわたって行ったフィールドワークの渾身の成果である。
大半を占めていた。だが近年では、移住の経済的必要性を必ずしも有しない
中間層が移住している点が特徴的である。
本書は現代のオーストラリアへの移住を実行した「日本人」を対象に、
移住・定住プロセスや移住先における社会的文化的相互作用、
現地の「日本人社会」の現在進行形の問題等について、
著者が約5年間にわたって行ったフィールドワークの渾身の成果である。
目次
(序章)グローバル化時代の新しい形の移住[ライフスタイル移住]
(第1章)オーストラリアへの日本人移住者[過去そして現在]
(第2章)日本の「失われた20年」と新しいライフスタイル価値観の広がり
(第3章)移住の動機とプロセス[日本人のライフスタイル移住に見る5つの要素]
(第4章)移住後の生活[移住後の労働・余暇]
(第5章)日本人コミュニティにおける現在進行形の問題
(第6章)結論
(第1章)オーストラリアへの日本人移住者[過去そして現在]
(第2章)日本の「失われた20年」と新しいライフスタイル価値観の広がり
(第3章)移住の動機とプロセス[日本人のライフスタイル移住に見る5つの要素]
(第4章)移住後の生活[移住後の労働・余暇]
(第5章)日本人コミュニティにおける現在進行形の問題
(第6章)結論
著者略歴
長友 淳(ナガトモ ジュン nagatomo jun)
1977年宮崎県生まれ。2000年慶應義塾大学総合政策学部卒業。電力会社勤務を
経て、2003年西南学院大学文学研究科国際文化専攻修士号(文学修士)取得。
2009年クイーンズランド大学PhD(博士号・社会学)取得。
現在、関西学院大学国際学部専任講師。専門は社会学および文化人類学。
著書にFeminism and Migration(共著・Springer)、
Development in Asia(共著・Brown Walker Press)、
『文化のグローカリゼーションを読み解く』(共著・弦書房)、
『アジアから観る、考える-文化人類学入門』(共著、ナカニシヤ出版)など。
ロータリー財団国際親善奨学生(2005-2006年度)。
本書にてSir Neil Currie Australian Studies Award受賞。
タイトルヨミ
カナ:ニホンシャカイヲノガレル
ローマ字:nihonshakaionogareru
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