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2019年4月16日発売

彩流社

出版社名ヨミ:サイリュウシャ

ユダヤの記憶と伝統

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内容紹介
集合的な記憶によって形成される

「ユダヤ人」としてのアイデンディティー

アメリカという異境で執筆をしたユダヤ系作家は、
どのように民族の記憶、歴史をとらえ、
継承しようとしているのか。

文学作品や映画に描かれたユダヤ人の姿から探る。
目次
1章  二人のノーベル賞作家が記憶するもの
    広瀬佳司

2章  ラビ・スモール・シリーズにおける記憶と伝統 
    佐川和茂

3章  マラマッドの『もうひとつの生活』と『助手』
    鈴木久博

4章  『ベラローザ・コネクション』における記憶と伝統
    アンドリュー・M・ゴードン(向井純子 訳)

5章  伝統と記憶を担う身体
    井上亜紗

6章  過去の出来事への判断と継承
    秋田万里子

7章  マイケル・シェイボンに見るユダヤの記憶と伝統
    坂野明子

8章  手紙が継承する悲劇の記憶
    山本玲奈

9章  伝統を編む
    風早由佳

10章 ハロルド・ピンターの政治劇における
    ユダヤ性、記憶、声の剥奪
    奥畑豊

11章 記憶の継承と揺らぎ
    中村善雄

12章 潜在するユダヤ、顕在するユダヤ
    伊達雅彦
著者略歴
広瀬 佳司(ヒロセ ヨシジ hirose yoshiji)
ひろせ・よしじ Yoshiji Hirose ノートルダム清心女子大学教授。 著書に 『アウトサイダーを求めて I・B・シンガーの世界』 (旺史社、1991年)、 『ユダヤ文学の巨匠たち シュレミールの批評精神』 (関西書院、1993年)、 『ユダヤ世界に魅せられて』 (彩流社、2015年、「増補版」2019年刊行予定)など、 共編著書に 『越境・周縁・ディアスポラ  三つのアメリカ文学』 (松本昇・吉田美津・吉岡志津世・広瀬佳司・ 桧原美恵 編、南雲堂フェニックス、2005年)、 『ユダヤ系文学の歴史と現在  女性作家、男性作家の 視点から』(広瀬佳司 編、大阪教育図書、2009年)、 『笑いとユーモアのユダヤ文学』(広瀬佳司・ 大場昌子・佐川和茂 編著、南雲堂、2012年)、 『ユダヤ系文学に見る教育の光と影』(広瀬佳司・ 伊達雅彦・佐川和茂 編著、大阪教育図書、2014年)、 『ユダヤ系文学と「結婚」』(広瀬佳司・ 佐川和茂・伊達雅彦 編著、彩流社、2015年)、 『ホロコーストとユーモア精神』(広瀬佳司・ 佐川和茂・伊達雅彦 編著、彩流社、2016年)、 『ユダヤ系文学に見る聖と俗』 (広瀬佳司・伊達雅彦 編著、彩流社、2017年)、 訳書等に 『わが父アイザック・B・シンガー』(イスラエル・ザミラ著、 広瀬佳司 訳、旺史社、1999年) 『ヴィリー』(イズラエル・ジョシュア・シンガー著、 広瀬佳司 訳、大阪教育図書、2007年) 『新イディッシュ語の喜び』(レオ・ロステン著、 広瀬佳司 監修、大阪教育図書、2013年)など。
伊達 雅彦(ダテ マサヒコ date masahiko)
だて・まさひこ Masahiko Date 尚美学園大学教授。 共編著書に 『ゴーレムの表象  ユダヤ文学・アニメ・映像』 (大場昌子・坂野明子・伊達雅彦・佐川和茂 編著、 南雲堂、2013年)、 『ユダヤ系文学に見る教育の光と影』(広瀬佳司・ 伊達雅彦・佐川和茂 編著、大阪教育図書、2014年)、 『ユダヤ系文学と「結婚」』(広瀬佳司・ 佐川和茂・伊達雅彦 編著、彩流社、2015年)、 『ホロコーストとユーモア精神』(広瀬佳司・ 佐川和茂・伊達雅彦 編著、彩流社、2016年)、 『ユダヤ系文学に見る聖と俗』 (広瀬佳司・伊達雅彦 編著、彩流社、2017年)、 『衣装が語るアメリカ文学』(西垣内磨留美・山本伸・ 馬場聡 編著、金星堂、2017年)、 『ホロコースト表象の新しい潮流  ユダヤ系アメリカ文学と映画をめぐって』 (佐川和茂・坂野明子・大場昌子・伊達雅彦 編著、 彩流社、2018年)など。
タイトルヨミ
カナ:ユダヤノキオクトデントウ
ローマ字:yudayanokiokutodentou

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