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2019年12月25日発売

彩流社

ロマン主義と現代批評

ガウス・セミナーとその他の論稿
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内容紹介
ド・マンは「ロマン主義」をどのように定義しようとしていたのか。
その「定義づけ」はなぜ「歴史的」であり、「困難」をともなうのか。

晩年のド・マンは「永遠のパラバシス」としてのアイロニーについて
本格的に探求しようとしていた。
その探求は定義上、比喩言語をめぐる探求なしにありえない。
「行為遂行的なレトリック」の考察は「認識的なレトリック」の
考察なしにありえない。
たとえ消極的なかたちであれ、比喩言語に関する理論的考察への道を
もたらしたのは、ガウス・セミナーをはじめとする
彼の「歴史的な」ロマン主義研究であった。本邦初訳。
目次
第1部 ガウス・セミナー(1967年)

1章  現代のロマン主義批評
2章  ルソーと自己の超越
3章  ヘルダーリンにおける時間性の様式
4章  ワーズワスにおける時間と歴史
5章  ガウス講義の断片
6章  ボードレールにおけるアレゴリーとアイロニー

第2部 エセーと論攷

7章  ヘルダーリンとロマン主義の伝統
8章  ワーズワスとヘルダーリンにおける天と地
9章  象徴主義の二面性
10章 ロラン・バルトと構造主義の限界
11章 マリー・クリーガーの論文へのコメント
著者略歴
ポール・ド・マン(ポールドマン poorudoman)
Paul de Man. 1919‐1983.ベルギー生まれ。文学者。 エコール・ポリテクニークで工学を学び、 ブリュッセル自由大学で化学と哲学を学ぶ。1946年、米国移住。 1960年、ハーバード大学でPh.D.取得。コーネル大学、 ジョンズ・ホプキンス大学を経て、イェール大学で教授を務めた。 デリダの影響を受け、脱構築批評を確立したイェール学派の代表的存在。 米国及び英語圏での文学研究にドイツ及びフランスの哲学的(大陸哲学的) 方法を輸入した著名な学者。「誤読」「精神分析」「脱構築」「修辞学」 を中心に文学作品を独自の手法で読み解いた。 『盲目と洞察』(宮﨑裕助、木内久美子 訳、月曜社、2012年)、 『読むことのアレゴリー』(土田知則 訳、岩波書店、2012年)、 『ロマン主義のレトリック』(山形和美、岩坪友子 訳、法政大学出版局、 1998年)、 『理論への抵抗』(大河内昌、冨山太佳夫 訳、国文社、1992年)、 『美学イデオロギー』(上野成利訳、平凡社、2005年・2013年 (平凡社ライブラリー))等、多くの訳書が出版されている。
中山 徹(ナカヤマ トオル nakayama tooru)
一橋大学大学院言語社会研究科教授。 著訳書に 『真昼の盗人のように  ポストヒューマニティ時代の権力』 (スラヴォイ・ジジェク 著、中山徹 訳、青土社、2019年)、 『個人的なことと政治的なこと ジェンダーとアイデンティティ  の力学』(井川ちとせとの共編著、彩流社、2017年)、 『ジョイスの反美学 モダニズム批判としての『ユリシーズ』』 (単著、彩流社、2014年)等がある。
鈴木 英明(スズキ ヒデアキ suzuki hideaki)
昭和薬科大学英語研究室教授。 訳書等に 『絶望する勇気  グローバル資本主義・原理主義・ポピュリズム』 (スラヴォイ・ジジェク 著、中山徹との共訳、青土社、2018年)、 『想像力の時制  文化研究 II』(レイモンド・ウィリアムズ 著、  川端康雄 編訳、共訳、みすず書房、2016年)、 『ナショナリズムと想像力』 (ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク 著、鈴木英明 訳、  青土社、2011年)等がある。
木谷 厳(キタニ イツキ kitani itsuki)
帝京大学教育学部准教授。 著書等に 『文学理論をひらく』(木谷厳 編著、北樹出版、2014年) 等がある。
タイトルヨミ
カナ:ロマンシュギトゲンダイヒヒョウ
ローマ字:romanshugitogendaihihyou

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彩流社の既刊から
ガルシ・ロドリゲス・デ・モンタルボ/著 岩根圀和/訳
睡蓮みどり/著 石黒健治/写真
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